圭吾のなんちゃってデート(2)
ナナマガリです。今回は前々から書きたかったシーンです。気合い入れました。後あらすじと予告は圭吾のなんちゃってデートの回が次回で終わるので今回は無いです。
次の日。
僕とシルクは遊園地に来ていた。
遊園地に来たのなんていつぶりだっただろうか。
「よーしケイゴ、まずはあれに乗ろう!」
シルクがジェットコースターらしき物を指差して元気にそう言っている。
こう言う所はなんか子供っぽいんだよな。
それから僕たちはジェットコースターのコースターに乗ると急にシルクがビビり出した。
「な、なぁケイゴ。やっぱりやめないか?何だかここに座ってから急に怖くなってきたんだが。」
「何言ってるんですか。乗りたいって言い出したのはシルクじゃないですか。」
「いやぁでも、さ、ほら、な」
「それじゃあスタートしまーす!」
係の人の声が聞こえてきた。
「ひぇぇ、ちょ、ちょっと待ってくれぇ」
スタートしてまず上り坂があった。別に怖くも何ともない普通の上り坂だ。
しかしシルクはめちゃくちゃビビっていた。
「おい、待って、ちょっと、ねぇ、うわぁ」
そしてとうとう下り坂に達し加速し始めると、隣から
「あばぁぁぁあほぇあらっぱちきわーー!」
隣から奇声が聞こえてきた。
終始こんな感じで、なぜ乗ろうと言ったのか分からなかった。
「はぁ、はぁ、ケ、ケイゴ。もう乗りたくない。」
「言わんこっちゃ無いじゃ無いですか。」
「ふぅ。よしケイゴ、次はあれに乗ろう!」
この人切り替え早いなとか思いつつ、指差した方向を見るとそこには観覧車があった。
「はいはい、じゃあ行きましょうねー。」
観覧車まで行ってみると、観覧車って意外と大きいものである
観覧車に乗ってしばらくすると、とても高いところまで来た。
「なぁケイゴ。私たちが初めて会った時のこと覚えてるか?」
「いやそりゃそうでしょう。」
「あん時お前私の事を彼女にするとかどうとか言ってたよな。なんか今日は本当にそんな感じがしたな。」
そんな事をシルクは恥ずかしそうに言う。
え、確かにこれってなんか良い感じじゃない?
まさかの彼女オチ?
急に恥ずかしくなって顔が赤くなるのが分かった。
「ププー、騙されてやんの!本当にそんな事思うわけないじゃん。」
…こいつ男心を弄びあがって。
くそぉっ。
「ま、別にお前の事は嫌いじゃ無いけどな。」
え、それってそう言う事ですか?
気に入っていただけたら、高評価、ブックマークお願いします。m(._.)m




