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ある日の焚火  作者: ぴえろ
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青い炎1

成田将大なりた まさひろ彼は今年中学一年生になったばかりの野球部員


彼には悩みがあった


少年野球に入って六年間一度もエースになれなかった事


この六年間チームメイトでライバルでもあるエースの川上健司かわかみ けんじ


彼がいる限り自分はいつまでたってもエースにはなれない



それは中学に上がっても変わらなかった



将大もチームメイトも健司は部活ではなくシニアのチームに入ると思っていたからだ。


健司はプロになれる逸材だと評判であった




健司がシニアに入ってさえいれば今頃は俺がエースになれるチャンスがあったのに・・・



野球部に入ってから一か月経ったある日将大はその理由を耳にした



『シニアって練習キツイじゃん?部活ならテキトーにできて何もしなくても俺がエースになれるじゃんwライバルもいないしw』


『それに坊主もイヤだし中学で野球なんてやめるわw』




将大は願う、願ってしまう。


健司なんていなければ良いのにと、その心に灯をともしながら。




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