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異世界転移は理不尽すぎる!  作者: 春アントール
準備
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王とステータス

「王!勇者様が魔王討伐に出向いてくださるようです!」


「おぉ!そうか!それは良かった!

そうそう、この世界は勇者様の住んでいた世界とは違い、我々はこの世界を『アンノウン』と読んでおる」


「……よろしくお願いします。」


魔王の事は話さない方針なのね。


「魔王の住む魔界は遥か東となっておる。」


「あ、待ってください、さっき魔王がここに現れて進軍は5年後

5年間の時間があります。」

「魔王が現れた!?」


「はい、そうです、その時に5年待つと言われました。」


「むぅ、そうか、ならその5年を勇者殿は何をするのだ?」


「強くなります、俺は今までの人生で喧嘩すらした事の無い人間でしたので

剣術だとかをいろいろ。」


「そうか、なら、この水晶玉に触れてみよ。」


王様の横から出てきた人が水晶玉を台の上に置いて見せてくる。

「触れる?……はい。」


そうして触れると、水晶玉が光り輝きその上に文字が浮び上がる。


さながらホログラムを彷彿とさせる演出だ。


その文字はこう書かれていた。

ココア

年齢 16 性別 男

職業 勇者

Lv 4

HP 120

MP 86

筋力 59

耐久 53

速さ 78

賢さ 125

称号 異世界から来た者 魔王に好まれたもの

スキル 観察眼Lv7 超反応Lv6 超成長Lv6 言語理解Lv1

装備品 異世界のロングコート 異世界の服 異世界の靴 異世界のズボン


「……はい、この通り、俺は剣も武術も、その他も何も使えないんですよ。

こんな状態で魔王は倒せません、ですからよろしくお願いします。」


「観察眼、超反応、超成長……なんですか?この異常にレベルの高い3つのスキルは……?」


女が目を見開いてつぶやく。


「賢さも異常に高いぞ?」


「流石、勇者様。」


なんでそうなった。


……そうやって希望を俺に押し付けないでくれよ

俺はこの世界の人間じゃないのだから。


しかし……観察眼は恐らく格ゲーで鍛えたもの……

超反応は1フレームの僅かな動きを見逃さないようにして、その瞬間最前の択を通していたからだろう……

超成長も、同じく、戦って相手の動きをインプット、そして対応していたからこそのスキルだろう。


このスキルがあるのなら……もしかすると戦えるかもしれない。


早く帰って父さん母さんとアグナに会いたい。

私が格ゲー好きというのは皆さんも薄々気づいているのでは無いのでしょうか?

ですので格ゲーの用語について、分からない方もいるかもしれません。

ですので、今回からここに少し説明を入れていきたいと思っています

『2先』

これは本作の中でも『2先のココア』として主人公のあだ名となっています。

『2先』とは簡単に言うと

『先に2回勝ったほうの勝ち』というものの略ですね

これの面白いところを語ろうと思うと……あとがきが埋まってしまうのでやめておきます

気になる方はコメントをどうぞ、深く語ってあげましょう。

次に『1フレーム』

これは格ゲー以外にも使われる例もありますね。

某地下世界ドット絵RPGの裏ボス的な立ち位置で出てくる彼は『1フレーム1ダメージ』という訳の分からない鬼畜設定です。

さて、1フレームというのは60ぶんの1秒

です、1秒間に60回1フレームはやって来ます。

そんなものを私は見極められませんが……ココアこと、雨冬君、彼ならできるのでしょうね。

さて、まだまだ語りたい所ですが、ここらでお開きとします

今後ともどうぞよろしくお願いします

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