第一話 俺の思い出の一ページに変化が......
初めまして、白夜という者です。今回新しく小説を書かせて頂きました。学園ラブコメものですが、かなり初心者なのでちゃんと書けてるか分かりません。読んで下さると嬉しいです。では、お楽しみください。
男性の皆さんはふと思った事は無いだろうか?自分は周りより少し劣っているのではないか、と。それもその筈、俺もそう思っている一人だがとある光景をよく見かける。それは.....
「今度デート行こうよ〜。観たい映画あるんだ!」
「いいよ。映画観たいの?奇遇だね、僕も来週観に行こうと思ってたんだ。じゃあ、今週の土曜日でいい?」
「うん!いいよ!楽しみだなぁー。」
そう、リア充共がイチャイチャしている光景である。この光景を見ていると思ってしまうのだ、なんで俺には彼女が出来ないのだろうと。もしやあいつが特別なのか?と。そう思ってしまう事により、憎きリア充共に劣等感を感じてしまうのだ。べ、べつに恋愛面で劣ってるだけで他はそんな変わんないんだからな!
......ごほん。で、結局の所何が言いたいかと言うと、リア充爆発しろ!これが一年ずっと思った事である。
一年B組 十四番 松村優太
-----------------------
「なあ、松村。お前がリア充に憎しみを向けているのはよく分かるんだが、他に何か無いのか?」
「無いです。リア充への憎しみ以外何も覚えてません。取り敢えずリア充爆発して欲しいです。」
「うーむ。お前もうちょっと思い出作りしろ。高校生だぞ?まあまだ一年生だから色々出来るが.....松村は友達とかいるのか?」
「一応いますけど、女友達なんて一人もいませんよ。」
「あー、うん。分かったから。聞いてるとこっちが悲しくなってくるな.....取り敢えず松村、今度の文化祭で彼女でも作ってみろ。お前顔は結構良いんだから彼女なんて簡単に出来るだろ。友達からでも良いから女子と関わりをもてもっと。青春の一ページに女色が無いなんて悲しいからな。」
「いやいや、先生。俺の顔なんてそこら辺にいる男子と変わらないし、性格が暗いのにどうすればいんですか。」
「性格は取り敢えず後回しにして、お前眼鏡外してみろよ。コンタクトとかにして。あと髪切れ。そしたら、多分モテると思うぞ。」
「そんなもんですか?まあ、適度に頑張ってみますね。」
「おう、頑張りたまえよ少年〜。」
そう言われて、俺はB組の担任、田中先生のもとを離れて職員室を出た。全く、本当にそんなんでモテるもんですかね.....まあ、妹にでもどんな感じか聞いてみるか。
==帰宅中==
「たでーまー。」
「おかえりー。あ、お母さんとお父さん今日から仕事で当分帰らないって。だからご飯作ってねー。遥料理出来ないからー。」
「分かった。何がいい?」
「何でもいいよー。」
「おけ。じゃあ適当に作るから待ってろー。」
帰ったらこんな感じである。妹との仲はそれなりに良いのでは無いだろうか。さて、俺がイメチェンしたらどんな感じなのか食ってる途中にでも聞いてみるか。
では、何を作ろうか。遥は何でもいいとは言っていたものの、迷うな。うーん、冷蔵庫の中身見て決めるか。
冷蔵庫を開けて見ると、残っているのはカレーの元、にんじん、玉ねぎ(二分の一)、じゃがいも、キャベツ、ひき肉、豚肉、etc......
一応確認した限りではカレーが無難だろう。でも遥は辛いものは嫌いなので、牛乳を少し入れておこう。
〜〜調理中〜〜
よし、完成だ。今日のは何時もより少し出来がいい気がする。
「おーい遥ー。飯出来たぞー。」
「分かった!」
そう言って遥が机につく。じゃ、皿に盛ってと。俺は机にカレーを運ぶ。
「今日はカレーだ。他無いけどいいか?」
「うん、別にいいよー。」
「よかったぜ。じゃあ」
「「いただきます。」」
うむ、美味!我ながら美味しい。おっと、例の事を聞いてみないと。
「なあ、遥。聞きたい事があるだが、いいか?」
「どしたの?」
「先生に眼鏡外したり髪切ったらモテると思うぞって言われたんだが、どう思う?」
「モテると思うよ?お兄ちゃん普通に顔良いし。彼女欲しいの?」
「そりゃお前、男子だったら誰もが思うことだぜ。もうリア充とかにバリバリ嫉妬してるぞ。」
「そんな自慢げに言わないでよ.....まあ、やってみたら?たぶんモテるよ。」
「さんきゅ。じゃあ明日髪切りに行ってみるわ。」
そんな感じに会話を終えた。よし、遥は良いと思うって言ってるし、イメチェンしてみるか!頑張って彼女作ってやるぞー!おっと、それはそうと部屋戻ったら取り敢えずゲームを.....
そんな感じで、俺は部屋に戻ってゲームをして、そのまま就寝した。
〜〜朝〜〜
「んー.....ふう。」
欠伸を終えて俺は起床する。ふっ、今日は俺の力が開放される.....危ねぇ、中学の頃の病が再発する所だったぜ.....
時間は.......ん?おや、おかしいな。俺の目がまだ覚醒しきってないのかな?
【七時四十分】
ぬおぉぉぉ!やべぇぇぇ!遅刻しちまう!くそっ、なんでだ!何かの間違いだ!因果律が狂ったに違いない!てっ、そんな無駄口叩いてる暇ねぇぇぇ!
俺は高速で準備を済ませ、適当にパンを齧り、即靴を履いて家を出る。
「いってきまーす!」
急げ急げ!まだ間に合う!電車によっては何とか8時五分には着くはず!唸れ!俺の足ぃぃぃぃ!
俺は全力で駅まで走って、直ぐに定期券で通って電車に乗った。あ、あぶねぇ。危うく遅刻する所だった.....
ふう、えっと今の時間は.....七時五十五分か。取り敢えず間に合うな。これでとりま一難去った訳か.....んじゃ、適当にスマホで小説でも見とくかな。
〜〜数分後〜〜
『間もなく桜林高校前〜、桜林高校前〜。おで口は右です。降りられる際にはご乗車される方を優先して下さい。』
お、着いたみたいだ。今の時間は八時二分。よし、十分だ。走ったら間に合うな。さて、ひとっ走りするか!
〜〜学校到着〜〜
学校に到着!よし、OKOK、間に合ったぜ。んじゃ、教室に向かうか。
俺が教室につくと、案の定奴らが固まっていた。
「やっぱり今期はあのアニメだろ!ヒロインの子が堪らん!」
「いやいや、アニメもいいけど最近出たFPSがやべーって!グラは当たり前として銃の種類がだな.....」
「待つんだお!アニメとFPSも良いが、最近こんなソシャゲがあるんだお!」
あいつらは、上から高坂翔太、柳田健、原田光永。悪い奴らじゃあない。普通にいい奴らだ。
「よっ、今日もやってんな。」
「お!優太じゃねえか!よ!」
「優太か。ちーす!」
「優太殿か!おはようだお!」
今日は話を聞いてた限り、今期のアニメが良い!とか、新作のFPSやべー!とか、ソシャゲ面白いお!とかそんな事を言っていたらしい。俺はFPSに一票だぜ。
「それより!今期のアニメが一番いいよな優太!」
「待て待て、新作のFPSがいいよな優太!」
「ソシャゲだお思うんだお!優太殿!」
「俺はFPSだな。アニメとソシャゲもいいけど、一回ハマっちまったらFPSが一番おもしれえよ。」
「そうか.....」
「お前ならそういうと思ってたぜ!」
「そうかお.....」
俺が今回の話でFPSを推す理由は、まず俺がFPS好きなのと、新作についてチェックしてたら、銃の種類が他のシリーズに比べて段違いなのと、pvpのシステムが面白そうだったからだ。チームマッチから一体一、更にはバトルロワイヤル方式でのものもあるらしいからな。因みに俺のメインウェポンはSIG SG550だ。サブはデザートイーグル。
「お、そろそろ時間だな。席着こうぜー。」
「おっけ、じゃまた後でなー。」
「ういー。」
「また後でだお。」
俺達はそう言って自分達の席に着く。さて、今日も一日頑張りますかね。ま、SHRは寝るけどな!ははっ!
〜〜放課後〜〜
いやー、健とFPSの話してたら割と時間が過ぎたぜ。さて、んじゃあ髪切りに行くかな。
「あ、あの!」
俺が足を進めようとすると、誰かが話しかけてきた。誰か分からなくて俺は後ろを向いてみた。
「はい、なんですか.....ってえぇ!?」
そこには、この学校一の美少女と呼ばれる倉崎千代がいた。いやいや待て待てこれはきっと幻覚だ。俺みたいなプロぼっちに学園一の美少女が話しかけるはずない!
「え、えっと、松村優太君ですよね?」
「え、あ、はい。そうですけど.....」
くっ、どういう事だ。幻覚じゃない....だと!え、いや、ちょ。なぜに俺に話掛けてきた!?
「えっと、ずっと前から好きでした!私と付き合ってもらえませんか!」
彼女は頬と耳を赤く染め上げ、俺にハッキリとそう告げた。
う、嘘やろ。俺が告られる?この俺だぞ?い、一応こんなのを何で好きになったのかき、聞いてみよう。
「え、えと、どうして俺なんかを好きに?俺いっつもゲームとかアニメの話ばっかしてる奴だよ?世間一般でオタクって言われる部類だよ?倉崎さん位の人がなんで?」
「そ、それはね?覚えてないと思うけど、中学の頃同じクラスの女子に私いじめられてたんだけど、その時に松村君がやめろって言って助けてくれたの。その時に一目惚れで.....」
お、oh......そういやそんな事あったな.....あん時の子確かに可愛かったし、それならまあ分かるな。でも俺みたいな奴もいるとな....
「き、気持ちは凄く嬉しいけど、俺みたいなのといると色々周りに言われるよ?さっきも言った通り俺オタクだし!皆からそんなよく思われてないって。」
「オタクってだけで私は拒まないよ!中学の時からずっと好きだったから、今まで告白されても全部断ってたし.....」
顔を真っ赤に染めながら、彼女は恥ずかしそうにそう言う。なにこれ、すっごく可愛い。守りたい、この笑顔(使命感)。
「じゃ、じゃあ、そっちが良かったら、こんな俺だけど、よろしゅく。」
噛んだァァァ!畜生!恥ずかしい!穴があったら入りたいっ!
「勿論!こちらこそ宜しくね!優太君!」
彼女は頬をほんのちょっと染めながら、輝くような笑顔で俺にそう言った。うん、可愛い。んじゃあ、帰るかな。
「そ、それじゃあ俺は帰るから、また明日。よ、よろしく。」
「あ、待って!折角だから一緒に帰ろ?」
上目遣いでそう言われる。うぉぉぉぉぉ!断れねぇぇぇ!けどいいや!可愛いし!
「わ、分かった。じゃ、じゃあ一緒に帰ろうか。」
「うん!」
そう言って、俺達は足を進めた。
「あ、そういえば。俺この後髪切りに行くから少し早く歩くけど、大丈夫?」
「全然いいよ。あ、それと私の事は千代って読んでね。」
「お、おーけーおーけ。ち、千代.....」
ぐっ、難易度がいきなりルナティック!ま、まあ千代が喜ぶならそれでいいか.....
「あ、俺電車だけど、ち、千代はこの辺り?」
「え?私も電車だよ!多分優太君と一緒だと思うよ。」
「わ、分かった。じゃあこのまま一緒に行こうか。」
電車一緒なのか......そういや確かに電車の席に千代いたな。ずっと小説見ててあんま気にしてなかった.....
そんな感じに、俺は千代と話しながら電車に乗り込んだ。
〜〜数分後〜〜
『間もなく、矢崎〜矢崎〜。おで口は左です。降りられる方はご乗車される方を優先して下さい。』
どうやら、着いたみたいだ。いやー、千代と話してると楽しいぜ。あ、自慢じゃないよ?(すっとぼけ)
「じゃあ、ここで。また明日。」
「うん、あ!連絡先交換しようよ!」
「お、いいよ。えっと、俺の連絡先は__」
「私は____だよ。」
「おし、じゃあまた明日、千代。」
「うん!また明日!優太君!」
そう言って、俺達は別れる。さて、じゃあ散髪屋に行くかね。髪型とかは何がいいか分からねーから切る人に任せとこう。んじゃ、れっつらごー。
〜〜散髪後〜〜
割とスッキリしたな。で、後はコンタクトだな。コンビニにあると思うから、ついでになんか買ってくか。遥用にアイスとかも。あ、シスコンじゃなからな?違うからな?
〜〜買い終わり、帰宅〜〜
「たでーまー。」
「おかえりー。」
「ふっふ、妹よ。俺の髪型はどんな感じだ。あ、あとお前の好きなアイス買ってきたぞ。」
「お!かなり見栄えが変わってる!凄いよ!あとアイスありがと!」
どうやら遥には好評のようだ。良かった良かった。これなら明日学校に行っても特に何も言われないだろう。じゃ、適当に晩飯作るか。
今日は材料的に、昨日はカレーだったから、和風定食みたいなのを作ってみよう。よし、そうと決まればやるか。
〜〜調理後〜〜
完成したメニューは、焼いたサンマと、キャベツのみじん切りの盛ったやつと、特製の豚汁。あと漬物でたくあんもある。まあまあ、良いんじゃないかと思う。
「おーい、飯出来たぞー。」
「今行くー。」
俺は皿を並べて、椅子に座る。ふう、一仕事終えたぜ。
「今日のは和風定食みたいなやつだ。」
「おー!美味しそう!」
「よかったぜ、それじゃ」
「「いただきます。」」
俺は言い忘れていた事を遥に言ってみた。
「あ、そうそう。遥、俺彼女が出来たぞ。」
「ふーん、どうぞご勝手に......ってえぇぇぇぇ!嘘!?え、本当に?」
「おう、連絡先も交換したぞ。」
「あ、あのお兄ちゃんに彼女が.....これからはファッションとかにも気を遣うんだよ!あと積極的にデートとか誘うんだよ!」
「お、おう。なるべく頑張るぜ。」
俺は遥の気迫に押されながら、そう答えた。後で最近の流行とか調べとこう。デートプランとかも考えないとな.....
拝啓、現在いない母さん、父さん。俺はあなた達がいない間に彼女をつくりました。伝わらないと思うけど、どうか応援してください......
最後まで読んで下さりありがとうございます!
如何でしたでしょうか。楽しんで頂けると幸いです。
では、悪い所の指摘や、良い所をあげるなどしてくださると嬉しいです。
また次回会いましょう。




