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1.私の楽器

...放課後になり古山先輩に桜野先輩達吹奏楽部女子の先輩に手を引かれながら

私は音楽室に着いたのである。

因みに音楽室は第一、第二、第三、音楽準備まであり中は物凄くデカイ。

音楽準備室は楽器置き場で、新しい楽器や古い楽器等も置いてあるしその他

コンクールのトロフィーや賞状、私達の先輩(高校に行った)の寄せ書き等が置いてある所で、少し薄暗い教室でもある。


先輩が私を連れてきたのは第一音楽室。

この教室はコンクールに出る先輩やメンバーが練習をする部屋でメンバーじゃ無い人や部外者以外は入れない特別な教室である...

授業も第一音楽室では無く、第二音楽室や第三音楽室でやる位だから此所の教室に

入れるのは極僅かな人で、吹奏楽部やSクラスの生徒(掃除当番)以外は入れない

特別な教室なのだ。


「皆、連れてきたわよ!新しいメンバー...水城 和葉ちゃん!」


...古山先輩が私の紹介をした途端に皆さん唖然とした顔や、微笑みを浮かべながら私を見ていた。

その後の皆さんの行動は凄かった...自己紹介に質問、そして桜野先輩が春との関係等の説明の性で冷やかされる等の事が起こり三十分で疲れてしまう程の騒がしさと楽しさを含んだ質問会だった。


「さぁ、お遊びは終わりにして...和葉ちゃんの楽器(武器)を決めましょ?」


古山先輩が私の楽器の事を言った瞬間が...そう、私の運命の歯車が本格的に音を立てながら周り出した瞬間だった。


因みに、この世界は吹奏楽部全体で演奏する普通のコンクールやアンサンブルともう一つある。

ファンファーレ、ハーモニームジク、ウインド・アンサンブルの攻撃型3つのコンクールで、ファーレは総合...つまりメンバー全員、ハーモニームジクは指揮者とそのアンサンブルの楽器のメンバー、ウインド•アンサンブルはアンサンブルだけで戦う。

所謂バーチャルスポーツみたいなもので、楽器はそれぞれ武器や道具になりゲームを攻略したり戦いで勝ったりするのが、もう一つのコンクール...ウォントラルピューレ

と言われているコンクールの事も古山先輩は含めて、楽器はどうするかを聞いたのである。

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