パンとぜんざいとマーガリン
刑務所のごはんで記憶に残ってるものは? と質問されたらこれである。
なろうの刑務所ネタ的な作品をよんでいると〈麦飯〉が強調されていたりするが、実際にはパン食も多いし白米も提供される。
大阪刑務所の朝食はほぼパンです。正確な曜日は忘れたけれど週末あたりに1日だけ麦飯はありました。何にも入っていないコッペパンの時もあればドライフルーツ入ってる時もありましたね。
紅茶がお味噌汁のお椀で提供されます。
大阪刑務所は自分で食後の食器を洗うシステムでした。洗剤補充日まで洗剤を保たせるために洗剤が半分くらいになった時に水を足していました、懐かしい思い出です(今もこのシステムなのかは知らない)
私が服役した刑務所は全部で2箇所でしたが拘置(支)所も含めて共通しているパン食がタイトルです。
提供される曜日は違いましたがコッペパンとぜんざい(具は小豆のみ)とマーガリンというメニューでした。
最初はなんだかなぁと思いながら食べるんですが年単位で食べているとソウルフード化してくるんですよね。
ああ、今日は水曜日かぁと単調な毎日の中のイベントになります。
大阪刑務所は手作り感のあるバラバラサイズコッペでしたが別の刑務所のパンは整った形のスティックコッペパンでした(しかも包装してくれています)
こちらの方はAサイズ・Bサイズとサイズがきっちりありましたね、Aサイズの方がやや大きいです。さて、パンのサイズですがどうやって決まるでしょうか? 立役(活動量多の受刑者)はもちろんAサイズです。しかし、座り仕事(活動量普通の受刑者)でもAサイズのパンが提供される受刑者がいます。座り仕事は基本Bサイズです。どうやって決まると思いますか? と閑話休題。
思っただけです。
刑務所のごはんって言ったら〈麦飯〉みたいな書き方が目についた作品がありましてね。
パンも多いです。
麺類がメニューの中にあると主食の麦飯がちょっと減らされるんです、悲しいですよね。
え? 麺類? ラーメンとかでます、ちゃんぽん的なラーメンね。
刑務所のラーメンはシャバと違ってスープが入った器の蓋の上に袋に入った麺が置いてあります、透明な袋の中に入ってます。
〈食事はじめ〉の合図で袋から生麺(調理済)をだして蓋を開けて自分でスープの中に入れてほぐして食べます。
ええ、そんなラーメンです。
ぬるいですよ。
不味くはなかったですがね。
麺がのびているよかマシだと思って食べてました。
麺類がメニューの中にあると主食が減らされると書きましたが1年に1回だけメニューの中に麺があるけれど主食が減らされないメニューがあります。
年越しそばです。
「あ、ごはんの量が普通だ」
と感動した記憶があります。
まぁ、刑務所=麦飯と考えるのは仕方ないのかもしれません、実際麦飯のほうが多いわけですし。
ただ、そういうありきたりな表現だけじゃなくもうちょっと調べて書いてくれると楽しめるなぁと思った次第でございます。




