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公爵家の至宝

作者: もちまる



「号外!!号外!!ソフィア王妃離縁!!ミナ新王妃誕生!!」


 アレクサンダー国王とソフィア王妃の離縁とミナ新王妃の誕生に、国民はその日からしばらく、飲めや歌えの大騒ぎになった。


 貴族も、国民も皆口々に歓喜の声をあげる。


「やっとあの王妃を追い出すことができるのね」

「陛下を支え続けたミナ様が新たな王妃になれば、この国は安泰だな」

「あの女が離縁されて清々したわ」

「まさか王妃としてミナ様を祝福できる日がくるとは」


 色んな声が国中で溢れるが、一貫しているのは「心優しいアレクサンダー国王と穏やかなミナ王妃、本来のあるべき形になって本当によかった」ということだった。


 ヘルメール王国でのソフィア王妃の評判は最悪だった。マレスティア帝国の公爵家から嫁いできたソフィア王妃に、この国の貴族や国民の多くが良い感情を持っていなかった。


 『武力が弱いヘルメール王国の後ろ盾になるためにモントローズ公爵家の至宝、ソフィア・モントローズを嫁がせる』という帝国の厚意により、ヘルメール王国に嫁いできた18歳のソフィア王妃は、帝国から"公爵家の至宝"と評されるのも納得の美しさだった。


 金色の緩やかにたなびく髪、燃えるような赤い瞳、美しくしなやかな肢体、ふんわりとした優しげな微笑み。彼女を見た誰もがその美しさを認めるものの、「帝国の支配下に置かれるのではないか?」と不安になった貴族達は、ソフィアが王妃になってからも距離を置き、よそよそしい態度を変えようとしなかった。


 アレクサンダー国王はというと、先王の急死に伴い16歳という若さで即位したものの、婚約者であった公爵家の令嬢が従者と駆け落ちしたため、それから2年の歳月を経て王妃に相応しい令嬢を選び、いよいよ婚約を結ぼうとしたタイミングでの帝国からの申し入れを断ることが出来ず、やむなく受け入れた王妃を拒んだ。


 そしてヘルメール王国の法に則り、結婚から1年が経っても王妃に懐妊の兆しがないことから側妃に迎えられることになったのが、本来王妃になるはずだったミナ・コーンフォール侯爵令嬢だった。


 その頃には、国王夫妻の不仲は国民にも知れ渡っており、「歩み寄ろうとするのを冷たくあしらう王妃の仕打ちに傷付いていた国王を陰ながら支え続けたミナ側妃」の誕生に国中が沸くと同時に、"ミナ王妃"として祝福できないことを国中が嘆いていたのだが。


 ミナ嬢が正式に側妃となるはずだった日の2日前、事態が急変した。それが今回の国からの『ソフィア王妃と離縁し、ミナ・コーンウォール侯爵令嬢を王妃の座に就かせる』という発表だったのである。


 国中が新王妃誕生に沸く中、嫁入りと同時に引き連れてきた数名の使用人と、迎えに来た帝国の騎士と共に、誰に見送られるわけでもなくソフィア元王妃が国から出ていったのは、その発表の翌日のことだった。


「アレクサンダー国王万歳!!」

「ミナ王妃万歳!!」


 なぜ離縁となったのか、国から語られぬ理由を好き勝手に語る人々。新しい王妃の誕生、相思相愛の2人が結ばれることへの喜びや、お世継ぎ誕生への期待もあり、国中浮かれたように騒ぐ日々。


 しかし、そんな日々はそう長くは続かなかった。



※※※



「陛下!!大変です!!」

「どうした?まだ夜も明けていないというのに騒々しい……」


 けたたましい音を立てながら突如寝室に飛び込んできた者の慌てた様子の声に驚いて目が覚めると、寝ぼけてクラクラする頭に手を当てながら、何事かと上体を起こす。隣で眠っていたミナも同じように起き上がっていた。


「マレスティア帝国が攻め入ってきました!!」

「はあああ⁈」


 そこで初めて部屋に駆け込んできた者が騎士であったことに気づく。


「すでに戦闘が始まっていますが、帝国第三騎士団相手に全く歯が立ちません!!もう間もなくこちらに……!!」

「帝国第三騎士団だと⁈」


 帝国第三騎士団と言えば、帝国が誇る精鋭部隊。首都防衛を担う第一騎士団、国境警備を担う第二騎士団、そして他国への侵攻や協定違反国への粛清を担う実力者揃いの部隊こそ、まさに今こちらに向かっている第三騎士団なのだ。


「なぜ第三騎士団が?…………ッ!!まさか!!」


 止める声を気にも留めず寝室を飛び出すと、「陛下!私達はどうすれば!」「陛下!」とうるさい使用人たちを無視して廊下を駆け抜け執務室に駆け込み、急ぎ本棚に向かう。

 隠し扉になっている本棚を横に動かし、隠し部屋の更に奥へと進むと胸元にかけている鍵を取り出し、焦りで震える鍵を持つ右手を左手で支えるようにして宝箱の鍵を開ける。


 クソッ!落ち着け!きっとあるはずだ!


 しばらく鍵穴と格闘したのち、ようやくカチャッ!と音を立てて回すことができた鍵から手を離し、グッと両手で重い蓋を持ち上げる。頼むからあってくれ!!と願いながら箱の中を覗き込むと、その中はすっかり空になっていた。


 ない、ない……!!イースバルド王国との密約の証が!!ということは、やはり……。


「お探しの物はそこにはありませんよ?」


 突如背後から聞こえた男の声に、ドンッと心臓が跳ね、身体が固まる。


「君の言うとおりだったな。国王はここにいるはずだと」

「恐れ入ります」


 まさか……。いや、そんなはずは。

 この場で聞こえるはずのない、しかし確かに聞き覚えのある声に、我が耳を疑いながらも、ゆっくりと後ろを振り返る。

 

「……!!」


 燃えるような赤い瞳、高くひとつに縛り上げられた金に輝く美しい髪、ドレスの代わりに帝国騎士団の団服を纏う、誰よりも気高く触れたくとも触れられなかった唯一の女性。


「ソフィアっ……!」


 凛とした空気を纏いこちらを見据えるのは、先日離縁したばかりのソフィア元王妃、その人だった。



※※※

 


 ソフィア・モントローズ。実力主義を掲げるマレスティア帝国の公爵家長女として生まれた彼女が、兄の剣の練習を見物している最中、その様子を微笑ましく思った兵士から何の気無しに渡された木剣で兵士を気絶させたのは、わずか6歳の時だった。


 類稀な身体能力、剣を振るう際の細かい動作を観察し、見たままを自分のものとして扱うことができる天賦の武の才、ソフィアにはそれがあった。


 マレスティア帝国では誰もが肝に銘ずる『宝の持ち腐れは最も恥ずべきことである』という信条がある。


 その信条の元、皇弟であるソフィアの父、モントローズ公爵からの話を聞いた皇帝は、帝国随一の剣の実力を持つ騎士にソフィアへの指導を命じた。


 皇帝からの命に半信半疑で公爵家に向かったその騎士も、実際にソフィアの才能を目の当たりにすることで熱のこもった指導を行い、その甲斐あってみるみる上達したソフィアは15歳で入団試験を突破すると第三騎士団に配属。数々の実績を作り、わずか17歳という若さで副団長に任命された。


 これほどまでの実力がありながらも常に訓練を怠らず、剣技を磨き続ける姿勢や団員への細やかな気配りから騎士団員の信頼も厚く、副団長としてのますますの活躍を期待されていた矢先、ソフィアは第三騎士団の団長と共に皇帝からの内々な呼び出しを受けた。


 通された室内には皇帝の後ろに宰相と見覚えのない男性がおり、入った瞬間に胸がざわめく程の重苦しい空気をただよわせていた。



※※※



「反逆ですか?」

「そうだ」


 皇帝自らの口で語られるのは想像以上に深刻な内容。

 マレスティア帝国の南に位置し、そこからさらに南にあるマレスティア帝国の敵対国イースバルド王国からの自国防衛の要所でもあるヘルメール王国が、協定に違反しイースバルド王国と帝国への侵攻を企てている可能性があるという。


 ヘルメール王国は小さいながらも鉄資源が豊富な国で、ヘルメール王国から独占的に鉄資源を確保する代わりにマレスティア帝国がヘルメール王国を他国の侵攻から守り相互に侵攻しないという協定を結んでいる。

 なぜ軍事力でヘルメール王国を圧倒しているマレスティア帝国がヘルメール王国に侵攻せず自国の領土としていないかというと、我が国を帝国へと押し上げた二代前の国王と当時のヘルメール王国国王との密談がどうやら関係しているらしい。


 それはさておき今重要なのは、現代まで続くその協定が破られ、ヘルメール王国がイースバルド王国と手を組み帝国に侵攻しようとしている疑いがあるということだ。


「最近鉄の輸入量が減っていてな。資源というのは減っていくものだと気に留めていなかったのだが、ここにいる密偵によると、どうやらイースバルド王国に流している可能性があると」


 なるほど、この男性は密偵だったのか。

 陛下に促された密偵から疑いを持った経緯を聞く。輸出量が減っているにも関わらず増える鉱員と活気にあふれた国内の様子から他国への輸出を疑い、酔わせた鉱員から聞き出した鉱山の現状、イースバルド王国との国境警備がわずかに手薄になっている状況から国境付近を監視していたところ、深夜遅く、イースバルド王国からヘルメール王国に入国し、周囲を警戒する素振りを見せながら王城へ入って行く者がいたと。


「協定がある以上、確たる証拠もなしに糾弾することも侵攻することもできぬ。証拠を得るにも、王城に入り込むことができず手をこまねいている状況が続いておるのだ」


 証拠がない段階で我々第三騎士団が皇帝から呼ばれるという異例事態。

 重々しい空気。

 宰相の私を気遣うような視線。

 私を我が子同然に可愛がってくれている伯父でもある陛下の、目を固く閉じ、唇を噛み締め何かを必死に押さえ込もうとする様子。

 

 ……なるほど、そういうことなのね。


 ハッ、と息を呑んでから、ゴクリと唾を飲み込み姿勢を正すと、陛下からの次の言葉を待つ。

 やがてゆっくりと目を開いた陛下は、真剣な眼差しで私を見つめ口を開く。


「帝国第三騎士団副団長ソフィア・モントローズ。ヘルメール王国王妃となり、イースバルド王国との密約の証を探し出せ」

「御意」

「うむ。騎士団長、急ぎ後任の用意を。宰相、手筈通りに事を進めよ。副団長を残し皆下がれ」

「「「御意」」」


 3人が部屋を出ていきパタンと扉が閉まるや否や、ガタン、と大きな音を立てて椅子から立ち上がった陛下は「ソフィ」と私の愛称を呼びながら私を抱きしめた。


「ソフィ、すまない、本当にすまない。公爵家の至宝を、何より私の愛しい姪を、こんな形で嫁がせねばならぬとはっ」

「伯父様、私以上の適任はいないと理解しております。元より私の武の才は我が国を守るために与えられたものです。戦い方は変わりますが、国を守る大役を任されて光栄ですわ」


 モントローズ公爵家の長女である私が帝国第三騎士団の副団長であることは帝国内でも極一部にしか知られていない。

 いくら実力主義国家といえど、副団長を嫁に欲しがる物好きなどそうそう居ないため、婚約者が決まり、その婚約者を確実に籠絡するまでは秘密にしておきたいという私の願いを陛下が叶えてくれたためだ。

 そのため対外的には、第三騎士団の副団長は"貴族である"ということ以外は秘されている。


 いつか心から好いた人に出会うまでは、そう考えてのことではあったが、こんな形で国の役に立つとは……。


 向こうはまさか嫁いでくる妃が帝国第三騎士団の副団長とは夢にも思わないだろう。無論、今回の首謀者には帝国側の人間として警戒はされるだろうが、副団長と公爵令嬢では警戒の度合いが違う。


 国内に今アレクサンダー国王に嫁ぎ、尚且つ密旨を受けて行動できる者など私しかいない。



 これまでの日々が走馬灯のように蘇る。



 6歳で兵士を気絶させてしまった時、あまりの衝撃と恐怖に、私の方が怪我をしたのではないかと周囲を慌てさせるくらい大泣きしてしまったこと。

 罪悪感から剣を持ちたくないと泣いて拒否した私に掛けられた家族からの言葉。

 師匠からの厳しい指導に耐え抜いた日々。

 剣の重さも知らない友人達を羨ましく思いながらも、それを知る自分を誇らしく思ったこと。

 入団後、実力者揃いの第三騎士団の中で認められていく喜び。

 初めての戦場に怖気付く私に「俺たちもみんな同じだ」と決して笑わなかった仲間達の優しく頼もしい姿。

 対峙した敵から放たれる心臓が縮み上がり全身の毛が逆立つほどの殺気。

 命を奪うことへの罪悪感。

 仲間を守れた時の喜び。

 守りきれなかった時の悔しさ。

 戦場から帰国する度にいつも泣きながら出迎えてくれる家族。

 これからも大切な仲間達と共に戦い続けたかった。

 あの方のお側で。



 今にも泣き出したい気持ちをグッと呑み込み、声の震えがバレぬよう願いながら、努めて明るく話す。


「ご英断だったと、任せてよかったと思っていただけるよう、必ずや証拠を見つけ出してみせましょう。無事証拠と共に戻った暁には、また一緒にお茶をしていただけますか?」

「ソフィ、もちろんだ。お前の望むものを好きなだけ用意してやろう」

「ふふ、ありがとうございます」


 18歳のソフィア・モントローズはこうして副団長の任を解かれ、皇帝からの密旨を胸に、ヘルメール王国アレクサンダー国王の元へ嫁ぐこととなった。


 多くの貴族がイメージする"公爵令嬢"になりきらなければならない。

 武芸など知らぬ、誇り高き公爵令嬢。

 愚かではないが、賢すぎるわけでもない。

 ヘルメール王国がイースバルド王国と密通しているなどと夢にも思わない、美しい"公爵家の至宝"を命を懸けて演じなければ。


 入国し王妃となってからもソフィアについてきた使用人と共に行動を注視され、思うように行動できない息の詰まるような日々が続いたが、ソフィアは辛抱強くその時が来るのを待ち続けた。監視の目が緩み、行動に移せるその時を。


 そうして1年後、見事任務を果たしたソフィアは帰国の途に就いたのだった。


 

※※※



「…以上が此度の経緯である!見事大役を果たしたソフィアは、白い結婚に基づき離縁の申し出を行い、アレクサンダー国王との離縁が成立した!それに伴いソフィアの籍も、我がマレスティア帝国モントローズ公爵家に戻っている!帝国第三騎士団の誇り高き騎士達よ、アレクサンダー国王とミナ王妃並びに首謀者を捕らえ、粛清せよ!!」

「「「ハッ」」」


 再び帝国第三騎士団に戻ったソフィアは、「良くぞお戻りに!!」「さすがは我ら第三騎士団の誇り!!」と大声で泣く団員達に囲まれ、その帰還を大いに喜ばれた。中でもソフィアの後任になっていた現副団長ルーサーは「ソフィア副団長ー!!俺じゃ荷が重すぎますよ!!早く副団長に戻ってください!!」と誰よりも咽び泣き、ソフィアの帰還に大喜びしていた。その場で行われた団長との手合わせでも1年のブランクを感じさせない腕前を披露したこともあり、ソフィアは帰国早々満場一致で副団長に復帰することになったのである。


 そうしてソフィアの帰国から1週間と経たず、皇帝の命を受けた帝国第三騎士団がヘルメール王国に攻め入り、見事アレクサンダー国王とミナ王妃、並びに首謀者十数名を捕らえることに成功したのだ。



※※※



 協定を破りイースバルド王国と手を組んで帝国への侵攻を企てたとして、ヘルメール王国の国王、アレクサンダー・ヘルメール、王妃ミナ・ヘルメール並びに首謀者十数名は斬首刑となり、ヘルメール王国はマレスティア帝国の領土となった。

 

 マレスティア帝国とイースバルド王国は一触即発の状態ではあるが、依然として睨み合いが続いている。


 そんな状況で、私は今日、訓練のない休日に公爵家で街中散歩用のワンピースを身に着け団長の来訪を待っていた。


 先日の訓練の後「話がある」と団長に言われ、何事かと身構えていると休日の予定を聞かれ、ない、と答えると「では2日後、街に出掛けないか」と街の見回りにお誘いいただいたのだ。

 誰よりも尊敬し、唯一私でも勝つ事が出来ないのが、帝国第三騎士団の団長にしてウィンスター公爵の長男、オスカー・ウィンスター団長だ。他を寄せ付けない圧倒的な強さと頭脳を持ち、現在24歳にして精鋭部隊である第三騎士団を纏める手腕、力強く美しい剣捌きにはいつも惚れ惚れしてしまう。

 これからも副団長として、あの方のお側で戦い続けたいと思っている。


 そんな剣聖と名高い団長からの直々のお誘い。街の見回りになぜ団服ではなくワンピースを指定されたのかはよくわからないが、先程から、ドッドッドッ、と心臓の音がうるさく、なんだかソワソワしている。武者震いのようなものだろうか?


「お嬢様、いらっしゃいましたよ」


 なぜか目を爛々とさせてるメイドのマリーと共に急ぎ門へ向かうと、澄み渡る青空の下、ラフなスタイルの服を着て、いつも後ろに撫で付けている黒髪をサラリと軽く下ろした団長が父上と何やらにこやかに話している姿が目に入り、ドンッ、となぜか心臓が強く跳ねた。


 すると、こちらに気づいた団長は口を半開きにして澄んだ湖を想わせる美しい碧眼を見開くと、次の瞬間今まで見たことがないほど甘く微笑み「ソフィア嬢!」と私の名前を呼んだ。


 ドクンッ!!

 ドッ、ドッ、ドッ、ドッ……。


 私は一体どうしてしまったのだろう?今日の見回りを無事終えることができるのだろうか?





 街の見回りと思い込んでいた団長からのお誘いが実際はデートのお誘いで、その日に婚約の申し出を受けること。後にその申し出を受け入れ正式に婚約者となったことで、これ幸いと、隠す必要のなくなった"帝国第三騎士団の副団長の正体"が私であることが陛下から国中に公表され、“公爵家の至宝“の奮闘に国中が沸くことになることなどこの時の私はまだ知らず、ただただ胸の鼓動に戸惑っているのだった。

最後までお読みいただきありがとうございました。


至らない部分も多々あったと思いますが、ここまで読んでいただけたこと、心から感謝致します。


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― 新着の感想 ―
[一言] 王国は帝国に嵌められたとして王国貴族が立ち上がる第2部ができそう。
[一言] >「マレスティア帝国が攻め入ってきました!!」 >「はあああ⁈」 何驚いているんだかw 宗主国から送られて来た王妃に無礼働き、何の瑕疵も無いのに離婚して送り返したら、そりゃ侵略されるだろう…
[気になる点] うーん流石に婚約間近の時に割り込まれたりしたら王国から悪感情を抱かれてもしゃあない気がする……寧ろ引き金を引いた形になったのでは? 周辺国と組んで反乱を起こそうと思うぐらい帝国もアレだ…
2024/08/21 18:07 退会済み
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