ところで
といきまいて、獲物を探す。なぁ父ちゃんいろいろ教えてな。おうよ。任せとけ!じゃあまずいっちゃん大事なことやいいかこれが出来なかったら一発で死んでまう。
おうなんやなんや体は結構鍛えたで前の世界ならすぐ疲れとったけどこの世界の体はどんどん強くなら。そして30分ぐらい話す。
ちなみに父ちゃんは40代ぐらい。一様寿命でいえば、150歳ぐらいまだ生きれるらしい。
それで父ちゃん大事な事って何?
ああ、さやな、黙る事や。そして俺の言うことは絶対。
いいか。基本体の大きさがこの世界では全てや食えば買うだけ強くなる。し体の小さい生き物はそれだけで弱いと分かる。だから俺たちが狩るのは俺より小さい獣や。いいか、俺より体がでかい獣はどうやっても勝てへん。相手が一匹とか関係ない1センチでもデカければ相手の勝ちや。
いいな。まぁとりあえずこの服を着るわや。そう言って明らかに自分の何倍もあるシルエットの洋服を着せられさらに
合体ゆうて、父ちゃんの首に乗った。
ワハワハと大笑いする父ちゃん、なんや。
なぁこの服かっこ悪いよそれにこんなんじゃ動きづらい、目立ってすぐにやられちゃうよ。ええんよ。
この世界はこの格好をすればある程度の獣は襲ってこない。
そして俺たちはちょうどいいぐらいのサイズの獣を狩ればええ。といってまた大笑いした。もちろん父ちゃんが。
そしてなんとか狩が終わった。
おお今日は大量やワハワハ。
なるほど本当に体の小さい獣はこっちを恐れて一方的やった。でもなんか卑怯じゃないか?俺はもっとでっかな獣を小さな人がやっつけるのがやってみたかったのに、これじゃ、弱いものいじめだ。
どうした元気ないな。お前のおかげで父ちゃんより一回りでかい獣を倒せたんや。流石に大人どうし合体するのは動きが鈍化するが子供なら120パーの力を発揮できる。
なんだよ1センチでもでかいのには勝てないんじゃなかったのかよ。
いや勝てないんじゃよ。でも獣はそりゃ俺らに比べらだいぶ強いんだが。それでもそこまで頭は良くないらしい。このなんだ洋服とか盛り付けしてやれば自分よりでかいと錯覚する。すると100パー負ける戦いが100パー勝てる戦いになるんや。ワハワハ。
そして何年かして俺と父ちゃんは死んだ。
その獣はデカすぎた。
まぁそうじゃないとこの世界が生存率0.001パーの世界とはならないわけで、