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第3話

 情報を整理して、やっぱり出て来た。

 称号『ゴブリンを世界から駆逐した者』『コボルトを世界から駆逐した者』『グラスウルフを世界から駆逐した者』。

 他にもあるが、とりあえず後回し。あ、レベルアップの通知に関しては、物凄い数になったから次回から省略という処理の手続きの申請が来ていたので当然申し込んでおいて、ついでに、ありがたいことに次回以降のレベルアップ通知を全て消去するかの選択肢も出たので、全部消してもらったら、大分スッキリしたのがありがたかったね♪

 あと、クリアマナというのが数億個と、グラスウルフの毛皮(最高品質)が数千枚あったのも驚いたし。うん。これは――


「ステータスとスキルを隠蔽したい、永続的に」


 願望を呟いたら、何やら通知が来たのでチェックすると、『隠蔽』のスキルを獲得したという情報だった。


 ……ちと、チート過ぎないかな、この能力……。いや、『隠蔽』の方じゃなくて……。


 ひょっとして、何らかのバグでとんでもないレベルになっているんじゃないかと思ってチェックした結果。


『LV:Ex.2』


 ……うん。何か、見てはイケナイモノを見てしまった気がするね♪

 絶対に、ただの『LV:2』ではないよね♪


 あとは、似たような調子で、スキルを奪われたり、コピーされたり、ということを防ぐスキルや、ステータスに関しても似たようなことが出来ることが分かった。


 とりあえず、今夜中に、情報を流し過ぎない配慮が必要となった。


 あとは、もう1つ確認しておくべきことがある。

 ポツリと呟く。


「レッドバニーなんて、全部、死ねば良いのに」


 インベントリを確認。

 レッドバニーの肉が、億に届く単位で収納されていた。


 うん。何とか出来そうだ。


 あとは、他の世界でも同様のことが出来るのかが不安ではあるが……。


 まぁ、いい。


 考え事は後回しにして、今夜は眠らなければ。


 ……そう。眠らなければ!

 お風呂も入って。トイレは、何故か必要無いが。


 とりあえず、男を必要と思うほどではなかったと言っておこう。


 何が、って?

 お子様は分からなくていいことさ♪


 だって……このゲームって、『3大欲求を全て満足の行くレベルで、無償で体感できる』っていうのもウリのゲームだからさ……そりゃ、興味あったら、試すよね……。



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