第四十四話 南雲機動部隊にて
新年あけましておめでとうございます。
本年も読者の皆様は何卒よろしくお願いいたします。
─彩雲、蒲田機から発艦!─小股機発艦!─近藤機発艦!・・・
圧倒的な広さを誇る慶鳳の飛行甲板、その先端では軍技廠が開発した最新鋭の艦載偵察機である彩雲が続々と発艦を行っていた。
軍技廠が開発した誉エンジン、それは史実でも優秀であった彩雲を考えうる限り最高の偵察機として実用化させることに成功していた。
「ははぁ、彩雲か。なんという加速だ。」
翔鶴型に比べこれも圧倒的に広くなり司令部能力も強化された艦橋から南雲機動部隊上層部が艦橋を見下ろしている。
特に草鹿は彩雲の発艦からの加速に驚いているようだった。
「なんだ草鹿、貴様彩雲が動くところ、初めて見たのか。」
「は、私は内地にいる間は大抵陸地で業務を行っておりましたので。」
「彩雲だけではありません。新鋭艦攻流星、新鋭艦爆彗星、そして新鋭艦戦の・・・烈風、これらはアメリカの艦載機に一線を画す性能を誇る艦載機シリーズです。全て誉エンジンを搭載したことで量産性、整備性も高めています。ですが要求される性能は同じな訳が無い、エンジンは共通化しても機体はその役割に特化しています。」
源田は誇らしく草鹿に説明を行う。
航空参謀として同行している源田は内地においては軍技廠の航空機開発部海軍課のトップも務めており、これらの最新鋭機にはすべて源田の息が掛かっていた。
「だが、役割が違えば合うエンジンも違うのじゃないか?」
「まあ、草鹿さんの言うこともごもっともですが・・・誉は小型高出力を実現した世界最高のエンジンの一つです。当然艦爆や艦攻においてはより大口径でも高出力の物のほうが合うかもしれませんが、それを別で用意するにはまだ時間が必要です。ただ誉でも出力は十分、これを採用することで量産性をあげ、さらには資材の限られる我々機動部隊における整備性の向上、稼働率の向上というメリットは大きなものです。」
源田の間のない説明に草鹿は少しの間を開けて、理解を放棄したように返事を返す。
「貴様がそういうのなら、まあそういうことなのだろうな。」
慶鳳に搭載された彩雲8機のうち分解された予備機を除く6機をフル稼働し、艦隊から合計すると24機、更には重巡からの水偵をも動員し全方位へ隙間のない偵察が絶え間なく行われていた。
艦攻を偵察機として流用せず彩雲を実用化したことには史実でのミッドウェー海戦での敗戦という情報があった。
源田は情報こそ命であるということを再認識し、重量のある偵察機材、必要となる長大な航続距離を艦攻では代用できないと判断していたために単独の役割として、攻撃能力を放棄しても彩雲を史実通り実用化していた。
「偵察に抜かりはない・・・な?先のインド洋作戦でも飛龍、蒼龍を失った。赤城、加賀も死に体だ。ミッドウェーの、存在しない二の舞いとでも言える失態だったな、源田。」
南雲が微笑みながらそう問いかけると源田も申し訳なさそうに笑いながら頷く。
「ミッドウェーではアメリカ艦隊は迎撃に出向いてこないだろう。思い込みで動くことが良くないというのはインド洋で痛感させられたとはいえ、これは確実だ。」
南雲の言葉には草鹿、源田も同意を示す。
「出向いてくれればそれほど我々にとって嬉しいことはありませんが・・・なんども不十分な戦力で我々に返り討ちにあっているアメリカ軍が此度も律儀に迎撃してくるは思えません。出向いてきても警戒艦隊程度のものでしょう。」
「問題はミッドウェーだ。あそこは元はといえば太平洋において活動する我々日本海軍を見張るための空軍基地。まあ空母がある我々からすれば根を張る島など今となっては価値が薄いが、太平洋の空軍基地を奪いことに意味がある。再利用不可になっても良いぐらいに艦砲射撃を加えまくり、アッズ環礁のときのような損傷無しでの占領を長官はお考えになっている。」
「我々を迎え撃つのであればミッドウェーの基地航空隊でしょう。予定ではあと明日中に彩雲がミッドウェーを偵察できるようになります。基地航空隊が増強されてないわけもありませんが、あの小島で運用できる数には限度があります。ミッドウェーでは焦る必要はないかと。」
源田がそういうと南雲と草鹿は頷く。
その後に源田は航空参謀から艦載機リストを取り寄せると、二人に見せる。
「問題は、艦載機の充足にあります。といってもお二人にはこのリストを幾度となくお見せしていますが。」
「充足?全ての艦が定数を満載しているどころか、補用も増やし、空き部屋に部品などを詰め込んでいるくらいには潤っているじゃないか。バラを組み立てれば各艦一個小隊くらいの機体を作り出せるはずだろう。」
「数ではそうです。問題は中身です。現在の我々の主力艦載機である零式艦戦、九九艦爆、九七艦攻、これらは時代を先取りした航空機たち、でした。」
最後の言葉に南雲は無反応、だが草鹿は疑問の色を示した。
「でしたって、だから新鋭機体を貴様は完成させたんじゃないのか。」
「えぇ。ですから、数が問題です。現在の我々のうち、当艦隊空母全艦に定数配備できたのは彩雲ただひとつ。烈風、彗星、流星これら三機種は寧鳳はおろかこの慶鳳の定数を満たすので精一杯でした。先取りした数年、それがこの戦いでアメリカに追いつかれます。それを再び開くのがこれらの新鋭機ですが、今は数がありません。ですが・・・ミッドウェー攻略、ジョンストン攻略、ハワイ攻略、この飛号1.2.3のそれぞれの間、予定通りに行けば・・・我々の艦隊はトラックにて1~2周間の時間が取れます。」
源田は現在搭載している艦載機のリストをめくり、二枚目、三枚目を見る。
そのリストは源田が作成した、飛号2、飛号3での艦載機一覧の予定表であり、そこには寧鳳の入れ替え、そしてその他の入れ替えが段階的に行われることが示されていた。
量産が開始されたこれらの新鋭機、ある程度の数が揃い次第順次トラックへと移動し、各作戦間に載せ替えを行う算段であった。
「貴様の提案した順応訓練の予定表だが、あまりにも酷じゃないか?ようやく陸に降りられると思った奴らに休みなく順応訓練を行わせるなんて。」
「ええ、ですが仕方ありません。パイロットには酷ですが、慣れて性能を引き出してもらわねば。」
源田の表情は穏やかではない、常に海上にいる艦隊乗組員にとって帰港中はつかの間の休息であり、そこで操艦要員とパイロット達が訓練を行うとなればストレスや体への負荷は途方もないものである。
それを源田も重々承知しているからこその表情、そして搭乗員からの恨みを買うのは艦隊司令の南雲である。
そして源田は帽子を外し南雲にそのことを感謝しようとしたとき、南雲が振り返り、会話に挟み入る。
「大した順応も受けずに機種を変えればかえって落とされやすくなるかもしれん、性能がどれだけ良かろうと特性を知らぬまま飛ぶのは自殺行為。搭乗員には過酷でも生き延びるためには必須だろう。私は最初は本土に戻るまで機種変更を行わないつもりだったが、源田がそういうのなら私からは何も言わん。その為の航空参謀だ。」
「ま、まあ。司令がそう言われるのであれば私からはなにも・・・。」
源田は無言でただ礼をする。
「だがやるからには徹底的にやれ。中途半端は許さん。激励の言葉を述べるとき、搭乗員には私の指示で行ったと伝えてやろう。内心では恨まれるだろうが、それが上に立つ者の責任だ。そうすれば貴様もやりやすいだろう。だが貴様はその分訓練に力を入れろ。」
「司令には感謝しかありません、航空参謀としてパイロットは徹底的に鍛え上げます。順応訓練では済ませません。インド洋で二次攻撃隊の搭乗員がかなりの数失われました、開戦時の技量まで編入組も引き上げます。」
その言葉に南雲は満足げな表情を浮かべた。
「だがまずはミッドウェーを無事に終わらせなければな。偵察に抜かりのないよう、継続して警戒を。頼んだぞ。」
草鹿と源田はただ頷き、甲板を見下ろす。
甲板ではまだ緊張感は薄く、発艦後の清掃作業を行う作業員たちが見えている。
圧倒的巨体の慶鳳型二隻を中心として、南雲機動部隊を先頭とした日本軍艦隊は東方へ進み続けていた。
※
慶鳳型航空母艦
翔鶴型も完成度でいえば最高級のものであったが、資料からもたらされたエセックス級は海軍に衝撃をもたらした。
造船能力では到底太刀打ちできないアメリカ海軍に対し、工業力増強による建造数増加の対抗とは別に性能での対抗が必要となった。
慶鳳型では翔鶴型から更に性能向上を目指し、搭載能力向上を第一目標に開発が開始された。
そして飛行甲板の装甲化を行わない代わりに作戦能力を喪失したとしても沈みはせず、安易に修理可能で早急な前線復帰が可能となる、被弾しても前線で作戦続行する能力を求めた大鳳型とは真逆の空母として設計がされた。
その為飛行甲板は翔鶴型よりも薄く、表面木材張りの軽量なものとなったが、下層格納庫底面の甲板には分厚い装甲が張り巡らされていた。
下層格納庫甲板は機関部などのバイタル部の天井も担っており、ここにはこの甲板単独で800kg爆弾の4,000mからの水平爆撃にも耐えられる、大鳳の装甲甲板以上の能力があった。
重心の高い飛行甲板よりも、重心が低い部分の装甲化は比較的容易であり、なおかつ下層格納庫は上層格納庫よりも狭い範囲であるため重量の増加も低く抑えられた。
図書館の情報を民間流出操作させている結果、造船に使用される金属材の材質も向上が見られ、重量比でより性能の良い金属が多用できるようになったのも作用している。
艦載機保護の為、従来通りの閉鎖式格納庫を採用しつつもアメリカ空母で採用されている舷側エレベーターを採用し、舷側エレベーター部にはスライド式の開閉壁が装備されている。
船体だけではなく機関や対空火器、司令部能力などにおいても図書館からもたらされた技術を含む、日本が投入できる最新のものが惜しみなく投入され、改翔鶴型として計画された本級は大台の定数搭載機数100機越えをエセックスよりも早く達成し、他の部分でもエセックス級を大きく上回る性能の、そして全長では大和すらも大幅に超える現時点で世界最大の軍艦として完成した。
一番艦慶鳳、二番艦寧鳳が就役済、三番艦冥鳳が進水済、四番艦天鳳、五番艦遼鳳が市原海軍工廠にて建造中。
一隻あたりの建造費用は艦載機を除いても慶鳳で1億円、遼鳳でも9,000万に迫る勢いであり、海軍予算を現在最も圧迫している原因でもある。
満載排水量:53,000トン
全長:280m(甲板部)
全幅:46m(甲板部)
主缶:イ号軍技式重油専燃缶8基
主機:艦本式蒸気タービン4基
出力:200,000馬力
速力:34ノット
航続距離:10,000海里
搭載燃料:重油6,500トン
航空機用燃料1,200トン
乗員:3,450名
兵装:九八式10cm連装高角砲12基24門
一式40mm連装機銃25基50挺
一式12㎝20連装噴進砲4基
射撃管制装置:二式高射装置一型(高角砲用)4基
同二型(機銃用)6基
電探:一式一号三型電探改(50°×170km)2基
格納庫;二段
搭載機:A(飛号作戦実施時)
艦戦34機(烈風)
艦攻36機(流星)
艦爆36機(彗星)
艦偵6機(彩雲)
計112機(予備・補用含めず)
B(飛号作戦実施時)
艦戦34機(零戦)
艦攻32機(九七艦攻)
艦爆32機(九九艦爆)
艦偵6機(彩雲)
計104機(予備・補用含めず)
エレベーター:甲板3基 舷側1基
司令部能力:有
※
大鳳型航空母艦
日本海軍初の装甲空母、図書館の出現と同時に大鳳として計画が立てられていたため、慶鳳型と同時に装甲空母とする案が実験的に一隻のみ採用された。
当初の大鳳で考えられていた排水量の制限をなくし、追加の資金投入などによって船体は翔鶴型ではなく、同時に開発された慶鳳型のものが流用されることとなり、船体の大型化によって余裕が作られている。
慶鳳型から格納庫を一段減らすことを代償に甲板の装甲化が史実以上に施され、エレベーターを除く全ての部分にアメリカの1,000ポンド爆弾による4,000mからの水平爆撃に耐えられる装甲甲板が張られた。
前線でも応急班によって発着艦機能を回復できるように修復材が搭載されている。
飛行甲板装甲化による代償でエレベーター及び搭載機数は慶鳳型に比べ減少したものの航空機用の弾火薬庫や燃料タンクは慶鳳型と同等の為、一機あたりの搭載量は多くなった。
更に層が減少した代わりに天井が高くなった格納庫には天井に予備パーツを吊り下げる荒業で大量に搭載しており、通常では放棄される機体の修理作業も可能としている。
その単艦での作戦継続能力の高さを買われ南雲機動部隊ではなく襲撃、遊撃活動を行う小沢艦隊へと配属された。
満載排水量:52,000トン
全長:278m(甲板部)
全幅:46m(甲板部)
主缶:イ号軍技式重油専燃缶8基
主機:艦本式蒸気タービン4基
出力:190,000馬力
速力:33ノット
航続距離:10,000海里
搭載燃料:重油6,500トン
航空機用燃料1,200トン
乗員:3,000名
兵装:九八式10cm連装高角砲12基24門
一式40mm連装機銃25基50挺
一式12㎝20連装噴進砲4基
射撃管制装置:二式高射装置一型(高角砲用)4基
同二型(機銃用)6基
電探:一式一号三型電探改(50°×170km)2基
格納庫:一段
搭載機:A
艦戦22機(烈風)
艦攻24機(九七艦攻)
艦爆26機(九九艦爆)
艦偵6機(彩雲)
計78機(予備・補用含まず)
B
艦戦22機(零戦)
艦攻20機(九七艦攻)
艦爆20機(九九艦爆)
艦偵6機(彩雲)
計68機(予備・補用含まず)
エレベーター:2基
司令部能力:有
※
二式艦上戦闘機 烈風
誉エンジンを採用した海軍機ファミリーの艦戦型。
史実以上のエンジンの搭載により圧倒的な性能を誇る零式艦上戦闘機であったが、栄エンジンに図書館による情報が加えられたのみでその他の部分は史実と同等のものであった。故に機体の限界を上層部は認知しており、零戦の改良型は開発中止、早急に後継艦上戦闘機の開発を行っていた。
史実の烈風の設計をあくまで参考にしているものの、全体的にやや小型化されており細部は新規設計に近い。
彩雲を除く新鋭艦上機には前級に比べ幅が広がった機体でも空母への被積載能力向上の為、グラマン社で開発された後方折り畳み式をコピー、採用し、烈風の場合主翼折り畳み時の占有面積は零戦と同等まで下げることに成功している。
大型化した主翼は高速時のロール方向の操作が重くなったため、フラッペロンを採用し、高速時のロール操作性と旋回時の翼面積荷重低下による旋回能力能力の両立を実現している。
大陸や本土における工業力増強を前提として設計されており、本機の量産には零戦の2倍の費用と1.5倍の工程が必要となった。
だが結果として海軍が要求した水準全てをクリアし、武装においては高威力の20mm二号銃を4丁装備など、アメリカで次期主力戦闘機となるであろうF6F、F4Uの初期型に比べ大幅に優れた性能を実現している。
名称は資料に基づき烈風が採用された。
全長 10.5m
全幅 13.8m
翼面荷重 135.0kg/㎡(通常時) 101.0kg(フラップ全力展開時)
発動機 誉一一型 2,100馬力
最高速度 610km/h
航続距離 3,100km(増槽有)
武装 九九式20ミリ二号銃×4(各200発)
※
二式艦上爆撃機 彗星
誉エンジンを採用した海軍機ファミリーの艦爆型。
史実で水冷エンジンであったのとは異なり最初から誉を搭載した完全新規設計機体である。
Ju87を参考にした九九艦爆の時点で完成度は非常に高い物であった為、当初はエンジン換装で対処する案もあったが、固定脚の為に烈風や流星に同行するのが不可能と判断された。
急降下性能を多少犠牲としても、引き込み脚を採用し高速化、爆弾搭載量向上や航続距離向上など、九九艦爆を全体的に性能向上させたものとして完成している。
特に最大800kg爆弾での急降下爆撃が行えるようになったことはアメリカの戦艦などに対しても有効打を期待できる為大きな進歩であった。
800kg爆弾搭載時は爆弾倉を閉じることが出来ない為、飛行性能が若干低下する。
搭載量増加の為後方折り畳み式主翼を採用している。
全長 11.0m
全幅 12.0m
翼面荷重 180.0kg/㎡(最大搭載時)
発動機 誉一一型 2,100馬力
最高速度 588km/h
航続距離 3,000km
固定武装 九九式20ミリ二号銃×2(翼内・各200発)
二式13.2mm旋回機銃×1(後部銃座・ベルト給弾500発)
追加武装 ・800kg爆弾×1(爆弾倉下)
・500kg爆弾×1(爆弾倉)250kg爆弾×2(主翼下)
・250kg爆弾×2(爆弾倉)250kg爆弾×2(主翼下)※誘導槓使用不可の為急降下爆撃不可
上記のいずれかの組み合わせ
乗員 2名
※
二式艦上攻撃機 流星
誉エンジンを採用した海軍機ファミリーの艦攻型。
艦攻型は他機種と違い、エンジンの換装によって長期での運用を見越し設計が行われた。
参考となった機体は戦後アメリカで試作された怪物攻撃機、XTB2Dスカイパイレーツであり、誉では再現にエンジン出力が圧倒的に不足するため、現在では機体自体が保持することができる最大武装よりも少ない搭載量となっている。
それでも単発機、そして艦載機としても世界初となる航空魚雷の2本搭載を実現した。
大型化したエンジンへの換装が前提とされており、巨大な主翼は逆ガル式であり、機体は他の誉搭載単発機に比べて大幅に大きな物となっている。
格闘戦能力、そして急降下爆撃能力は排他されており、完全なる雷撃、水平爆撃機として設計がされている。
圧倒的巨体でありながらも後方折りたたみ式を採用することで全長は長いものの、収容時の幅は九七艦攻よりも細く収まっている。
全長 14.0m
全幅 21.2m
翼面荷重 210.0kg/㎡(最大離陸重量時)
発動機 誉一一型 2,100馬力
最高速度 480km/h(最大搭載時)
航続距離 3,400km
固定武装 九九式20ミリ二号銃×2(翼内・各200発)
二式13.2mm旋回機銃×1(後部銃座・ベルト給弾500発)
爆装 ・1,000kg爆弾×2(爆弾倉)
・800kg爆弾×2(爆弾倉)250kg爆弾×4(主翼下)
・500kg爆弾×4(爆弾倉)
・250kg爆弾×4(爆弾倉)250kg爆弾×4(主翼下)
・重量1,000kg、全長5.8m、直径48cm以内の魚雷×2(主翼付け根)
上記のいずれかの組み合わせ
乗員 3名
※
二式艦上偵察機 彩雲
誉エンジンを採用した海軍機ファミリーの艦偵型。
源田が最も優先して量産させたのは烈風ではなくこの彩雲であった。
史実資料を再現して完成させた本機は、史実以上の性能を誇る誉を搭載し、更に徹底した軽量化と細身化を実施されている単発機の胴体は一式司偵すらをもはるかに凌駕する698km/hをテストで叩き出し、これは現在実用化されている軍用機では当然の一位であった。
史実よりも巨大な3.8mかつ、日本軍では初となる5翅からなるプロペラを搭載、主翼にはインテグラルタンクが搭載され航続距離の限界までの延長を、胴体の空いた部分には敷き詰められるように偵察、通信器具が搭載されており、武装の搭載能力を排他してまでも偵察能力に割り振っている。
写真撮影能力や一式司偵用の偵察器具などは大きすぎるため搭載できていないが、それでも通信装置は最新のものが搭載され母艦、僚機とリアルタイムで音声通信を行う能力を持つ。
極限まで抵抗を削るため主翼は薄くされており、主翼の厚みの原因の一つでもある折りたたみ機構は、新鋭機組で唯一翼端跳ね上げ機構のみに収まっている。
全長 11.15m
全幅 12.5m
翼面荷重 210.0kg/㎡(最大離陸重量時)
発動機 誉一一型 2,100馬力
最高速度 698km/h(最大搭載時)
航続距離 6,100km(増槽搭載時)
固定武装 二式13.2mm旋回機銃×1(後部銃座・ベルト給弾500発×2本)
爆装 なし
乗員 3名
ご閲覧いただき誠にありがとうございます。
新登場させてしまった兵器が多くなった結果めちゃくちゃ設定説明で字数が嵩んでしまいました。知らなきゃ理解できない、ということはないと思うので興味がなければ是非にも飛ばしてください。
意外と妄想で作った機体をツールにぶち込んで実際はどんな挙動をするのかとかをシミュレーションすると面白いなと最近発見しました。設定としてぶち込まれている新兵器(特に航空機)に関してはツールである程度の再現性(実現性?)があるものだけになってます。実現できない無茶設定なのを計算で示されたのにわざわざ登場させることは出来ないので・・・
ブックマーク、評価、感想などして頂けると幸いです。
誤字脱字等ありましたらご報告ください。




