酒
あー、気持ちいい。 明日仕事だ。
酒のんだ。 気持ちいい。
酒のんでると頭良くなる。つまんないこと考えなくていいから。
なんで酒飲むんだろ。 タバコ吸いながら酒のんで、頭良くなって、明日ってなんで来るのかな。 明日は太陽と一緒に来ることは決まってるから、太陽=明日といって差し支えない。太陽がなくなれば明日は来ないわけだ。 それは 人類が地球にしがみついている時期限定の真理。
家族が寝てる。
家族が寝てるってこては家族が寝てるってことで、小泉構文もあながち嘘言ってない。 換気扇がうるさいけど、嘘なんてないのかな。 だって嘘だと知って嘘を言うのは馬鹿だもの。 でも俺含めみんな馬鹿だよなぁ。 生きてんだもの。 生きてるやつは馬鹿だ。 そうだとしたら生きてるやつは馬鹿なのが嫌なら死ななきゃならない。 でも皆生存本能ってやつに邪魔されて死ねないから、俺は酒飲むんだ。 酒飲んでたら生存本能が酒飲み本能に置き換わって、楽しかった修学旅行やときに厳しいお父さんが愛おしくなってくる。 やべ、酒きれてきた。
酒は人類の友ってヤン・ウェンリーが言ってた。
酒酒大好き酒酒酒。
換気扇が俺の酔いを覚ます。
どうしたって明日仕事だけと、先輩たちは皆いい人だし、俺みたいなろくでなしがろくでなしであることを隠すために今日も、いや明日も仕事に行くんだ。
酒は偶然だよ。偶然酒のんだんだ。
フリック入力だりー。
職場の先輩はタップ入力してたっけ。タプタプタプって、おっぱいかよっ…ては言わない。先輩に対しておっぱいかよとはよほどの偉物でない限り言えない。
夜食のカップ飯が効いてきて、シラフに戻って、昼間買った本の内容がアルコールで絵の具みたいに滲んで、そのために一層鮮明に思い起こされて、やはり本を読むことで人間は人間らしくあるらしいから、俺はこれからもそれなりに本を読みたい。
やっぱり酒飲むと頭良くなるなぁ。だって酒のんでないときはこんなこと書けないもの。 居間の電気消しといてって言われて、今は消せるけど、シラフならなんで俺が消さなきゃならないんだって憤るもの。
頭いいよな、今の俺。
この世は皆頭いいんだ。
換気扇うるさいけど、酒飲みは換気扇も女の子の笑い声も似たように聞こえんのかな。いや、聞こえない。反語である。
反語と判子は似てるが。
疲れた。寝たいが寝ない。
酒飲みたいが、これ以上は明日仕事だし。
あー。あー、世の中どうなってるのか、誰も教えくれなかった気がするけど、自分で考えなきゃないのかな。それとも誰か教えてくれるのかな。それを俺は信じられるのかな。信じられたら、幸せかな。
幸せになりたいなぁ。
ひょっとして、高校時代に好きだったあの子が、幸せになることが俺の幸せ?
いや違う笑
俺が彼女を幸せにすることが、俺の幸せなのかな。
デデキントの切断。俺が読んだ本。
数学とか、愛とか、下らないと言うのは簡単だけど、大好きだねぇ。
皆どう思いますか?
この人生、価値あるものにするためには、やっぱり適度に酒のんで、フリック入力して、こうして書いて、換気扇の下で、フラフラしてるのが好きなんだよ。
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