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蒼き閃光  作者: 白江瀬名
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9話 「知らしめられた実力」

塚本「それで河本が来るって それは構わんけど菜乃葉の方は?」電話


澤谷「彼女が出るけど…当の本人はいつもどうりあんまりやる気なさそう」


塚本「まぁそうか いいんちゃういつもどうりで」


22時


河本「結構おるな~」


澤谷「そりゃ相手もこの辺じゃ強豪チームの一人だからな チーム以外でギャラリーに来てる人がほとんどだからな」


メンバー「こちら、セクターワン 問題なし」


メンバー2「セクターツー いつでもどうぞ」


メンバー3「セクタースリー 大丈夫です」


メンバー「こちら、セクターフォー 対向車や登っていく車両なし いつでも行けますよ」


塚本「こちら、頂上 了解した」


塚本「カウント行くぞ!」


ギャラリー「始まるぞ!」


塚本「5,4,3,2,1,GO!」


合図とともに高橋の乗るシビックタイプR FD2と相手のGR86が勢いよく飛び出した


ギャラリー「86が頭っとたぞ」


塚本「やっぱりFFじゃスタートダッシュは負けるか でも、そのぐらいすぐに取り返す」


GR86が先頭のまま第一コーナーに突っ込んだ それに合わせシビックもブレーキングからコーナリングに入った 第一コーナーを抜け出したときには2台の差はほとんどなくなっていた


GR86のドライバー「くっ! さっきまであったマージンがほとんどない どうなってんだ向こうのシビック」


高橋「面白くないし大したことない もういいすぐに終わらせる」


その後、いくつかのコーナーを抜けセクター2に入る少し手前のコーナーで高橋が仕掛けた


GR86のドライバー「このまま逃げさせてもらう そうすれば俺の勝ちだ」


高橋「……」


二台がコーナーの手前まで一直線でいたが、ブレーキングに二台が入った途端シビックがラインをインに寄せ二台横並びでコーナーに入った


GR86のドライバー「なっ! こんなとこで! インからだと!」


高橋「さよなら」


ギャラリー「シビックがインから86を抜いたぞ!」


塚本「そうか、分かった」

  (意外とすんなり終わらせたな 菜乃葉、あんま楽しくなかったんか 楽しくないとすぐに終わらせるからな)


そのまま、シビックがコーナーを抜けるたびに引き離し大差で終わらせた


澤谷「おつかれさん 楽しかったか?」


高橋「いいえ、一瞬たりとも…」


澤谷「だろうな」


高橋「ん? 新人さん?」


河本「は、はい 広樹って言います」


高橋「ふーん ま、頑張り」


澤谷「相変わらず冷たいな すまんないっつもあんな感じで」


河本「いえいえ」

  (澤谷さんの言ってたとおりだ すごい冷たい でも実力は確かだ こんなすごい人達がようさんおる 一週間後のテスト絶対に合格せんと)


9話END「知らしめられた実力」

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