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蒼き閃光  作者: 白江瀬名
81/81

81話 「明日へ向かって」

数週間後 ホシノカーファクトリー


塚本「そういえば、星野さん前言ってませんでしたか 持論がなんたらとか」


星野「あぁ、そのことか それはコースを地図で見てある程度のコースラインのイメージができるんじゃないか っていう持論だ」


塚本「それは、強すぎません!?」


星野「だが、難しいと処理できないだろう 実際、三戦目の時走れてなかったろう」


塚本「確かに…」


星野「だが、練習次第で走らなくともほとんど理解できたりするかもしれんな」


塚本「そのうち負けるかもな」


星野「そうならんように頑張りよ」


塚本と星野が話をしている所にある一本の電話が入ってきた


塚本「すいません、ちょっと失礼…」


星野「あぁ、構わないよ」


塚本「もしもし、河本か どうした?」


河本「あ、先輩、この後会えますか? ちょっと話ししたいんで」


塚本「分かった、美川峠で会わんか?」


河本「分かりました それじゃ失礼しました」


塚本が、電話を切るとイスに戻って電話の内容を話した


塚本「ってことで、行ってきても?」


星野「あぁ、全然構わんよ 河本によろしく言っといてくれ」


塚本「分かりました、それじゃ」


塚本が店から出てクルマに乗り込み美川峠へと向かって行った 1時間後


河本「すいません、急に呼び出したりして」


塚本「それに関してはいいが話しってなんだ?」


河本「今度、先輩とバトルさせてもらえませんか」


塚本「唐突だな、でもなんでや」


河本「いや、ただ単に今の自分がどこまで先輩とやりあえるのかなって思って」


塚本「分かった、やろか 今度の土曜に」


河本「え!? いいんですか」


塚本「ええで こっちとしてもどこまで強いか知りたいし」


河本「それじゃお願いします」


数日後


河本「それじゃお願いします」


塚本「別に勝ち負けは気にせんでええよな」


河本「えぇ、そのつもりです」


塚本「ほんなら始めよか」


二人がクルマに戻り乗り込み横並びクルマを並べた

そしてカウントが開始された


澤谷「カウント行くぞ!!」「5、4、3、2、1、GO!!」


二台が合図とともにダッシュした 先に前に出たのはWRXだった FCは、後ろに付きバトルが開始した


塚本(ホイールスピンを今まで以上に抑えて来てる 流石だな)


河本(後ろに付いた、なんだか見透かされてる気分だな)


二台はセクター1をどちらもタイムを更新する勢いで走っていた


高橋「速い、というか速すぎる」


鳩島「以前の頃と比べ物にならないくらい成長している 上手くなったな」


二台はセクター2に入っていきヘアピンやS字をクリアしていった そこでもWRXとFCはハイペースで走っていた


富城「あんなにハイペースで走れているのか、インプレッサの時より数十段レベルが上がってるな」


藤原「広樹くんの走り方、ラインも取れてるしきれいに走れてる 地元でもそろそろ広樹くんに負けそうな勢い」


富城「そうは思わない、まだまだ成長過程ってとこだろう だが十分高みを目指せるさ」


セクター3を走っていきその途中でFCが仕掛けた 


塚本(いい走りをしているのがよく分かる だがそろそろ行かせてもらう!)


河本(凄いプレッシャーだ、もうすぐセクター4だ 仕掛けてくる!)


FCが僅かなストレートで並びかけジリジリと横に並び始めた セクター4に入ると完全に並んでおりどちらも一歩も引かない展開になった そして…


河本(次が…)


塚本(…最終ヘアピン!!)


二台は同時にブレーキングに入った FCがアウトサイドで抑え込もうとしたがWRXがそれを防ぎきり二台が並んだままゴールした…


数週間後


河本「今から行こか 走りに なWRX…)


走り屋達に、終わりは無い 彼らが、クルマと居続ける限り明日へ向かって走りに続ける 何があろうとも…


81話END「明日へ向かって」


蒼き閃光 〜Fin〜

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