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蒼き閃光  作者: 白江瀬名
75/81

75話 「最後の練習」

バトルから一週間後、純也ラーメン


河本「矢志田さんだったんですか…」


矢志田「まぁ、そうだな」


河本「でも、どうして黙ってたんですか?」


矢志田「前にも言ったろ、わし目的で店に来てほしくないからだ 一応ここラーメン屋なんでな」


河本「それじゃあ、星野さんとは?」


矢志田「星野は、わしの弟子だとは前に言ったろ」


河本「それは覚えてます」


矢志田「数年前、今の河本くんのように当時わしも新人だった しかし、連戦連勝でどんどん有名になりそこら中に噂が広まった…」


数年前


ギャラリー「スゲーよな あのS15のドライバー!」


ギャラリー「しかも、新人で連戦連勝、まさに天才だよ」


当時、新人であった矢志田 純也は若さも合間って多くの人から注目が浴びた 最初は、矢志田自身も良かったものの何ヶ月経っても取り巻く人が後を絶たなかった そのことに嫌気が指し始めていた


ギャラリー「あのどうしたらそんなに速くなれるのですか!」


ギャラリー「普段はなにを!」


矢志田「すいません、お答えできません 失礼します」

   (どうしてわしばかり、他にも居るだろう…)


そんなある時、矢志田の家に一人の男性が待っていた それが矢志田の最初で最後の弟子星野 大輔であった


星野「矢志田さんですよね 俺を弟子にしてくれませんか!!」


矢志田「済まないが弟子は取るつもりは無いんだ 他をあたってくれ」


星野「それをどうか!! あなたしかいないんです!!」


矢志田「はぁー… 分かった、でもわしは教えるのは下手でほとんど感覚でやってる それでもいいか?」


星野「はい!!」


その後、矢志田は星野にある程度テクニックやセッティングなどについて教えた 数カ月後…


矢志田「これ以上は教えることはない あとは自分で何とかしていき」


星野「ありがとうございました!!」


現在


矢志田「それが、直接あった最後の日かな」


河本「そうだったんですか でも、冷たすぎません」


矢志田「とにかく、弟子という存在が嫌だったんでな」


河本「今もじゃあ…」


矢志田「弟子を取るつもりはない」


河本「そうですか、色々ありがとうございます」


矢志田「全然構わんよ それより来週は最終戦だろ」


河本「まぁ、結構短かったですし 期間もそんなあったわけじゃないし」


矢志田「だが、着実になにかしら成長できてるはずだ」


河本「そうですね、それじゃあ練習に行くんで」


矢志田「あぁ、楽しみにしてる」


75話END「最後の練習」

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