70話 「最強の正体」
バトルから数日後、河本はいつものように美川峠に練習に来ていた その日は、星野と来ていた 次のバトルに向けて星野にコーチングをしてもらっていた
河本「どうでした?」
星野「悪くない 前よりコーナーでの安定感、脱出速度、ブレーキング、どれを取っても良い走りをしてた」
河本「そうですか…」
星野「今日はもう終わりにしようか」
河本「そうですね」
星野「まだ気にしてるのか」
河本「えぇ でもスッキリしましたよ今日で」
星野「そうか」
河本「それじゃ、お先に失礼します」
星野「あぁ おつかれさん」
河本が帰ると星野もしばらくしてから帰った その時、一台のクルマが追ってきた
星野(ん? 一台追ってきている)
そのクルマはパッシングをしてき、星野はすぐさま戦闘態勢に入りペースを一気に上げてきた そのペースに合わせてそのクルマも付いてきた
星野(流石に付いてくるよな でも、前に出すつもりは無い!)
二台がコーナーをいくつも抜け、星野は相手のクルマを見ることができた
星野(S15シルビアか まさかな…)
S15のドライバー(流石R34、名機RB26DETTを載せてるだけのことはある ドライバーはおそらく…)
二台は一歩も引かないバトルを繰り広げついには、R34がアンダーを出し始めた
星野(まずいな、タイヤが終わりかけてる 河本くんとの練習でだいぶ使ったからな いよいよ車重が効いてきたか)
S15のドライバー(そろそろ決めるとしようか)
R34がアンダーを出した所にS15が正確に突っ込み二台が並んだ状態で次のコーナーへと入った S15がブレーキングでギリギリまで突っ込み前に出た その後、あっという間に過ぎ去って行った
星野(完全にやられた、しかしあのS15、やはりあの人か…)
星野が麓に着くと駐車場にS15が止まっていた それを見た星野は駐車場に向かった 星野がクルマから降りS15の方に近づくとドライバーが降りてきた
星野「やっぱりあなたでしたか、矢志田先生」
矢志田「止してくれ、もう先生なんて言われる筋合いは無いよ」
星野「そうですか、でもどうして今日は?」
矢志田「単なる気まぐれかな、そうゆうそっちは?」
星野「河本くんの練習に付き合ってただけです」
矢志田「河本くんか 前に走ったけど良い感じだった そのうちすぐに抜かれるな」
河本「多分まだ勝てませんよー」
星野「うわぁー!! か、河本くん! どうしてここに、帰ったんじゃ…」
河本「帰る前に休んでたんですよ、そしたらS15が入ってきて」
矢志田「なるほど、全部聴かれてたなこれは」
河本「矢志田さんだったんですか この前、バトルを仕掛けてきたのは ってことは関東地方最速のドライバーって…」
矢志田「そう、わしだよ ついでに言うと星野は昔の弟子」
河本「そうだったのか」
矢志田「あ、そうだそうだ この事は他言無用で」
河本「なんでですか?」
矢志田「店にわし目的で来る客は入れたくないんでね」
河本「は、はぁ…」
矢志田「そろそろ、帰らせてもらうわ じゃあな」
矢志田は、クルマに戻るとすぐに乗り込み帰って行った
河本「信じられへん…」
星野「これが事実や、別に悪い事じゃ無いだろ」
河本は少しうなぎその後、クルマへと戻って行った 数分後河本と星野は駐車場から帰って行った
70話END「最強の正体」




