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蒼き閃光  作者: 白江瀬名
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60話 「思ってる以上に」

二台が第一コーナーの後、同時にダッシュした WRXは、最初から全開走行に入ったがs2000は少し余力を残しているような走り始めだった


端嶺(さて、どれほどこのコースに適応できるか見せてもらおうか 過度な期待はできないが…)


河本(できるだけ離さないと、後半の連続S字セクションで詰められるときついからな いつ抜かれるか…)


二台がコーナーに入るとWRXはs2000より僅かながらに理想的なラインでコーナーをクリアして行ったその走りに端嶺やギャラリーは驚きを隠せなかった


端嶺(意外も意外、ここまで理想的に走れるのか それも、俺のラインより詰めれている 面白い)


河本(コーナーの中盤まではきれいに走れてる、でも出口だと膨らむ タイヤ持たんぞ)


ギャラリー「スゲー!! あんなに寄せれるのかしかも、たった数時間で!!」


ギャラリー「まさに驚きだよ、凄いと言うしか無い」


その頃、スタート地点でも、皆が驚いていた


塚本「そこまで、走れるのか 一体どうなってるんだ…」


星野「それは、河本くん自身の上手さが発揮されているからだろ でも、上りの後半、下りの前半は少しきついだろ…」


塚本「テクニカルセクションで詰められるかもしれない s2000はコーナリングが速いですからね」


星野「s2000はホンダの当時の技術を盛り込んだ特別なマシンの一つだ まったく、恐ろしいものだ」


塚本「そういえば、端嶺 涼香ってどんなドライバーなんですか?」


星野「長期戦が得意である程度最初はハーフペースで走って何本目かでスパートをかけるって感じのドライバーだ」


塚本「つまり、河本は短期決戦で仕掛けるしかないと 焦るだろうな」


二台が中盤の終わりに差し掛かりほとんど差が開いてはいなかった そのことは、皆が予想できていたことであるが通常より速いペースであるとオフィシャルが言っていた 傍から見てもあまり変わりが分からないがタイムにはしっかりと出ていた


端嶺(ペースが速い、WRXがペースを引っ張ってる それにしても、初めてでここまでのペースを造れるとわな…)


河本(まだ、付いてくる 怖いな… いや、どっちが怖いのだか… 自分でも不思議なぐらいだよ…)


二台は、折り返しポイントでターンし、下りへと入っていった その後、距離が離れる事はなく一本目が終了し二本目に入っていった


60話END「思ってる以上に」

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