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蒼き閃光  作者: 白江瀬名
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6話 「テストに向けて」

河本「ぼ、僕が先輩のチームのところにぃ!?」


澤谷「いいのか、みんなに知らせなくて」


塚本「かまわんよ みんないいやつだし」


河本「い、いいんですか… 知らせないで…」


塚本「いいよいいよ みんなすぐに受け入れてくれるから」


河本(大丈夫かなー… こういうとこ先輩雑やからな)


塚本「とりあえず夜七時 中央公園におって」


河本「は、はぁ」


十九時 中央公園


河本「まだかな~ もうすぐ時間やけどな~」


塚本「よっ! お待ちどうさん」


河本「先輩、今から行くんですか?」


塚本「あぁ 間に合わなくなるかもしれんから」


30分後…


河本「ここが… なんかようさんおるな」


バタン


塚本「今日はみんな集まってるから三十くらいいると思うで」


河本「そんなに!」


澤谷「お! リーダー来た」


メンバー「リーダー! お久しぶりです」


塚本「みんな久しぶり」


メンバー「お久しぶりです ん? 隣にいる彼は?」


塚本「あぁ 今日みんなに紹介しようと思ってた河本だ」


河本「河本です どうも」


メンバー「もしかして新メンバーですか」


河本「えっ?」


塚本「話が早くて助かるわ そうやねん」


河本「えっ?」


メンバー「でも、入団テストは?」


塚本「もちろんするで このチームの決まりやからな」


河本「ちょちょちょ! なんで勝手に話し進めてるんですか! 入るなんて、一言も言ってませんよ!」


塚本「大丈夫や大丈夫や 見込みなら十分あるから」


河本「いや、そうゆうことじゃ… はぁ… 言っても聞かないですよね… それでテストって?」


澤谷「このチームに入るためのテスト これに合格しないとチームに入れない まぁ入団テストかな」


河本「ほう、具体的に何をするんですか?」


澤谷「2週間この峠で練習してメンバーの一人とバトルする 勝てたら入団 負けたら入れない そうやってみんなこのチームに入団したんや」


河本「でも、なんで入団テストなんか?」


塚本「入りたければ、それ相応の実力を示すんじゃ! 的な」


河本「は、はぁ…」


澤谷「2週間ってのは結構短いからな その期間でどこまでうまくなれるか楽しみや」


塚本「あぁ どこまでうまくなれるんやろか 河本は呑み込みが早いからな あっという間かな」


河本「あの、行ってきて良いですか?」


塚本「お! 良いで 早速気合十分やな みんなも協力したってな」


メンバー達「あい!」


???「あんまり気分乗らないわね……」


6話END 「テストに向けて」



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