4話 「相棒との契約」
翌日、ホシノカーファクトリー……
大河「おっ… きたきた」
塚本「よっ」
河本「お久しぶりです」
大河「久しぶりって、昨日あったばっかりやろ まぁええわ とりあえず事務所に来て 資料と話があるから」
河本「はい」
星野「よう来たな はいりはいり」
河本「失礼します」
星野「そんなかしこまらんでもいいで さ、入って入って」
河本「それで話って?」
星野「いや、いきなり4WDターボなんてものを渡しても大丈夫なのかなと思ったんだ」
河本「まぁ1、2ヶ月ぐらいは普通に慣らしで乗っていこうと思ってるんで」
星野「うーん…そうか…でも、ハイパワー車ってなると踏んだ時のコントロール能力が求められる どれだけそのクルマのポテンシャルを理解できているかが重要なんだ それを分からず乗るやつは一定数居る」
河本「なるほど…すいません… 心配させてしまって…オーナー…さん?、でいいんですよね」
星野「そういえば、名前も行ってなかったな 星野 大輔や こっちは大河 了や 改めてよろしくな」
河本「よろしくお願いします」
数分後、河本はあらかたの書類を書き上げたのち大河にへとそれを渡した
塚本「それじゃあ今日のところは帰ろか」
大河「それじゃ準備出来次第、こっちから連絡をするから」
河本「分かりました」
三週間後…
塚本「ついに納車か~ 楽しみやな!」
河本「なんで先輩が楽しそうにするんですか…」
店に入りクルマから降りるとそこには大河と星野がインプレッサの前で立っていた
大河「車の準備は出来てる キー渡すからちょっとこっち来て」
数分後……
大河「ついに乗れるんか」
星野「楽しみなのはいいけど、君は膨大なパワーを持った車を手にすることになりそれは凶器にもなる」
河本「わかっています 十分心構えているつもりです」
星野「よし! それじゃ今日からこの車は君のものだ! 大事にしろよ」
河本「はい!」
4話END 「相棒との契約」