37話 「進化するもの」
藤原(次の連続コーナーの3つ目で前に出る)
河本(きつい、というか余裕がない 後ろを気にする暇もない)
二台が2つ目の連続コーナーを抜け、ストレートに入った
河本(きつい、クリアできてるのが不思議なぐらいや)
藤原(よく粘るわね、だけどそろそろ限界じゃない)
ストレートを抜け、3つ目の連続コーナーに二台が入っていた その時、86がコーナーのアウトサイドに振ってきた
河本(アウトから!?)
藤原(そろそろ、行かせてもらう!!)
二台は横並びのまま右ヘアピン、左直角コーナー、右コーナーを抜けると86が前に出ていた
河本(嘘だろ、そんなにあっけなく前に出られるん)
藤原(よく耐えていたほうね ここまで、粘ってた人はほとんどいないけど、、、 そして、ここから引き離す!!)
河本(は、速い!! 思っている以上に速い!! クッ! 離されてたまるか)
3つ目の連続コーナーを抜け短いストレートに入った そこから、分散したコーナーをいくつか抜けると4つ目の連続コーナーに入った
藤原(結構、ハイペースで来てるけど付いてはこれ、、、 なっ!!)
連続コーナーの中盤でも86GRMNにインプレッサが食い付いていた
河本(ついて行けてる、というか余裕ができ始めた 前よりもワンテンポ早く踏める! 感覚的にだけどペダルの微調整がいい感じにできる!)
スタート地点
塚本(ついて行けてるかな、河本、、、)
澤谷「どうした、ボーッと空見て」
塚本「あ! いや、なんでもない 一気に不安が抜けた感じがしたから」
澤谷「不安が抜けた? 俺でもまだ若干不安なのに」
塚本「なんか、地元の人が騒いでるやろ」
澤谷「確かに」
塚本「それで、こっそり聞いたら河本、抜けたけど食い付いてるらしい」
澤谷「マジで!!」
塚本「あいつは確実にこのバトルで進化してる」
澤谷「つまり、、、」
塚本「あぁ、勝機が少しずつ見えてきた!!」
二台は4つ目の連続コーナーを抜けコース最長のストレートに入った
河本(この距離だと、相手のクルマに近づくのがやっとだ ここで詰めとかないと引き離される)
藤原(ストレートじゃ、分が悪い確実に詰められる)
ストレートの後半で二台の距離が縮まったところで、5つ目の連続コーナーに入った
藤原(ここまで付いてこられるのは予想外)
河本(踏ん張りが悪くなってる タイヤのグリップが落ちてる でも、まだ行ける!)
37話END「進化するもの」




