32話 「できない事実」
翌日
河本「おはようございます」
塚本「ん、おはよう どうやった昨日」
河本「まぁ、楽しかったっちゃ楽しかったです」
塚本「なんだ、その言い方」
河本「とにかく、1週間後バトルすることになりましたから」
塚本「え! あの藤原とか!」
河本「そうですけど」
塚本「場所は?」
河本「向こうの地元で」
塚本「正気か! 向こうの地元って藤山峠やろ無茶や」
河本「どうしてですか!」
塚本「あそこは、連続したコーナーが何箇所もあってストレートらしいストレートはほとんどない インプじゃ有り余る」
河本「それでも、行きますから」
塚本「そこまで言うなら止めないけど、、、」
雛森「何話してたの」
河本「雛森、何話してたのってバトルすることになったからっていう話を、、、」
雛森「もしかして、藤原 燈花と?」
河本「はい」
その日の夜
河本「くっそー 上手いこといかん」
(パワーがあるせいでテクニカルセクションじゃほとんど踏めてないそれにコーナーで無駄なスライドが出る 微調整はしてるけどなかなか上手いこといかへん どないしたらいいんや)
河本は頂上でクルマを停めると地面に座り込み、助手席側のドアにもたれかかった
河本「なぁ、インプレッサ 僕は、どないしたらええんやろうか 教えてくれへんか、、、 って何を言ってるんやろ もう一本走るか、、、」
澤谷「さ~て、こっそり練習を観に来たけどどうやらアクセルワークに重点を置いてやってるみたいやな」
高橋「何してるのよ」
澤谷「練習を観に来た、以上」
高橋「へぇ~、そう」
澤谷「へぇ~、そう ってあっさりやなそっちこそ何しに来たん」
高橋「ただの気まぐれ それ以上でもそれ以下でもない」
澤谷「は、はぁ~」
高橋「、、、寝る、じゃ」
澤谷「え、えー 寝るって、、、」
(本当に何しに来たん、、、)
ブォォォ
澤谷「きたきた、どうや」
インプレッサはコーナーの入口でぎりぎりまで突っ込み少しリアを出しつつクリアしていった
澤谷「少しリアを出してる、、、早めに出口で前を向かせるためか、、、悪くはないが、、、」
河本(シビアすぎる パワーがある分それがはっきり分かる、、、どないしろってんだよ!)
32話END「できない事実」




