30話 「約束を……」
塚本「え、河本には話さないでくれってどうゆうことですか」
星野「あのインプレッサ、そろそろ限界やねん」
塚本「え!? 限界って」
星野「前、来た時に診てん まだ走れることには走れるけど今後、バトルすることがあれば大した回数できひんと思う クルマ全体に結構な負担がかかってるからな」
塚本「そんなぁ そのこと、河本には…」
星野「もちろん話したさ そしたら❲今度、来た時にまた見てもらってそれから決めますよ❳って」
塚本「あいつ、わかった上で走ってんのか でも、話しちゃってるじゃないですか」
星野「いや、ここからはが本題なんだが、河本くんには今2つの選択肢がある 1つ目は、走り屋を辞めること クルマを壊す前に負担の少ない使い方をしてもらう」
塚本「やっぱりそうなりますよね…」
星野「俺もこれはあまり選んでほしくないと思ってる そして、もう一つ、万が一クルマが壊れた場合一台、渡そうと思ってる」
塚本「クルマを渡す? 一体何の…」
星野「教えてやるから付いてき」
そう言うと、店の裏手側にある倉庫に向かった
塚本「ここは?」
星野「板金とか洗浄とかしてる倉庫 見せたいのは奥にある」
そのまま、倉庫の奥へと進むとシートをかけられたクルマが一台あった
星野「これや、覗いてみ」
塚本「これって!」
星野「あぁ、今はノーマルやけどそのうち手を加える」
塚本「これを渡すんですか…」
星野「あぁ、だがすぐには手を加えへん まず、この状態で乗らせて馴染んでもらう それから手を加える」
塚本「渡すんですかこれを」
星野「それなりに走り続けてほしいってことや 約束できるか、話さんて」
塚本「分かりましたよ、面白くなりそうですし」
髙井「お持ちしましたよ っておらん、どこに行ったあの2人」
30話END「約束を……」




