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蒼き閃光  作者: 白江瀬名
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2話 「初めての出会い」

翌日、河本はいつもより早く目が覚めていた


河本「ふぁ~ 今何時や 8時42分 だいぶはよう起きてもた 休日ならもうちょい遅く起きてたんやけどな」

(確か10時に迎えに来る言うてたっけ 準備でもしとくか)


10時……


塚本「おーい、河本ー迎えに来たでー!」


河本「おはよう御座います すいませんわざわざ迎えに来ていただいて」


塚本「いいよいいよ 迎えに行くって言ったのは俺やし そんなことより早く乗り」


河本「は、はい」


バタン


河本「先輩のFCすごいですね パッと見ただけでもすごいいじってるんだなって言うのがわかりますよ」


塚本「そりゃだいぶ手を入れてるからな 外装もそうやけどエンジンとか足廻りとかもいじてっるからな」


河本「へぇ~っ それじゃ結構速いんじゃないんですか?」


塚本「まぁーそうやな…今このFC、420馬力あるからな」


河本「420馬力ぃ?! 元々200馬力ぐらいじゃありませんでした?!」


塚本「ああ、そうやで そこからここまでやっていったんや」


河本「す…すごい 言葉が出ない…」


塚本「ははは そりゃ無理もないか お、もすぐつくから準備しとき」


河本「はい!」


FCが店の中に入ると一人の従業員が事務所から出てきた


大河「いらっしゃいませー…って塚本じゃないか 今日はなんで来たん? 車検とかそんときぐらいしか来ないのに」


塚本「いや今日は客を連れてきたんや」


大河「客?」


河本「は、はじめまして 河本 広樹って言います」


大河が河本の方を少し見ると目線を塚本のところにへと戻した


大河「この人連れてきたってこと」


塚本「まぁ マニュアルでよさそうなの紹介してくれへんか?」


大河「はぁ…友達の頼みやったらしゃーないな ついてき、何台か紹介するわ」


そうして、大河の案内され店にあるクルマを見せていった


河本「す、すごい! 見たことあるのから珍しいのまで!」


塚本「やーっぱここのラインナップってすごいよな GT-R32、33、34、80スープラ、AE86、セリカXXまであるんよな 流石にここまであると普通の店とは思えんよな」


大河「まだ奥の方にあんで ほとんどがオーナーの趣味と独自ルートで集まっるねん」


河本「こんなに多かったらどれにするか決められへんな…」


塚本「そりゃ、パッと見た感じだけで30台ほどは置いてあるで この中から探すのは大変やぞ~」


大河「こんな量、ポンと決めれるわけじゃないからな」


河本「流石に多すぎますよー 一日じゃたり… これは?」


河本が見た先には、一台の青いクルマが置いてあった


大河「ああ それはインプレッサ WRX STIって言うクルマやな そのタイプだと型式はGRBか」


河本「インプレッサ…」


大河「そう2リッターDOHC水平対向エンジンでターボと4WDで武装したラリー系のスポーツカーだな スバルでスポーツカーって言うたらこれとBRZって言う程やな」


塚本「それにしてもなんかノーマルと全然違うねんけど…」


大河「まぁ 前のオーナーが相当手を加えてるみたいやからな ボンネットはカーボンで車高調やリヤウイングとかもついとる 中もすごくてな三連メーターにブーストメーター、ペダルやハンドルも変えてる シートもセミバケットシートになってる それにロールバーも入れてある」


塚本「馬力的にはどんぐらい出てるん?」


大河「これで370は出てる」


塚本「ええ感じに手、入ってるやんか」


大河「ちょっと開けるから」


ボッ


塚本「これは凄い…」


大河「タワーバーが付いてあってインタークーラーも大型化されとる エンジンの方は2.2リッター化されとる」


塚本「2.2リッター!? そりゃそんな馬力も出るわ で、どうや? 見た感想は」


河本「凄すぎますよ! ここまで手が入ってる車、なかなか見れないから それにすごく乗りたいと思いました」


大河「それなら試乗してきたら キー渡すからちょっと待っとき」


河本「ありがとうございます!」


2話END 「初めての出会い」

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