アンダーグラウンド掃討作戦
東京下町の人工地盤より下に広がるアンダーグラウンド。
元々水害を防ぐために作られた『副産物』なのだが、今は巨大な不法地帯と化してしまっている。
あるときは『闇取引』に、またあるときは『隠れ家』に。そして今は『テロリストの巣窟』として認識されていた。
勿論それは『陸軍から見た』ものであって、少なからず『反対意見』もあるだろう。それは否定しない。しかし陸軍が『東京の安全を確保する』という名目を掲げるには十分な理由と成り得る。
準備万端整えて『アンダーグラウンド掃討作戦』が始まった。
掃討される側である『東京地下解放軍』にしても、黙っている訳ではない。『ハッカー殲滅作戦』から既に手を打っていた。
彼らがターゲットにしたのは、日本情報処理株式会社が開発した、『全自動の機械化兵器』である。
手始めに『機密情報』を。次に『現物の確保』へと動く。そして『開発者の一人を救出』した所で本作戦が開始される。
アンダーグラウンドは、東京地下解放軍の『庭』である。
そこへ陸軍は『万全の布陣』で臨み、安全で確かな作戦を実行するつもりでいた。しかし事態は『思わぬ方向』へと動き出す。
陸軍の中は『一枚岩』でなかったのだ。『裏切り』とまでは行かなくても、『制御不能』とまでは成り得る。
果たしてそれを『裏切り』と言えるのかは、戦闘が終わってからの『軍法会議』に委ねられるだろう。
ちなみに『話』は長くなっているが、まだまだ続いている。




