チャーミングスター~顔パス
随分前に気象庁は、運輸省管轄下から格上げとなり『気象省』になっていた。国民に対する責任が、より重たくなったからだ。
故に『天気予報』で外しても『罰則なし』の時代は過ぎ去り、今は『天気予測』と呼称して、外したら『罰則あり』である。
そんな気象省の様子と『雨が降る』と判った場合の会社の様子が描かれている。
一方の琴美は、無事大学生になっていた。そこで同じ研究室の楓と、二人で『実験』をしている。
それは、『雨が降ったら、人は何故溶けるのか』を調べること。
第一歩として、シャーレに『人の肌』を培養したものを用意し、溶け方を観察することにしていた。レポート提出期限前日の話だ。
レポートの提出期限に何とか間に合った琴美は、大学食堂へ。
そこで楓とのんびりした後、大学寮まで一緒に帰る。
しかし、大学での移動は勿論、寮への向かい方といい、東京は千葉とは明らかに違うことを実感していた。
都民の楓に助けて貰って、一緒に寮へ帰ると、同じ部屋で待っていたのは、楓、絵理、美里のメンバーだった。
大学では最先端技術を駆使した『セキュリティゲート』を、何カ所も潜り抜けなければならない。
しかし琴美は、他の友人と同じようには出来ない。
理由は勿論『異世界人だから』なのだが、琴美はそれを他人にはバレないよう、巧みに潜り抜けて行く。
それは間接的に『父のお陰』でもあったのは事実だ。




