第8話 入学試験の内容とは?
そうして僕たちは、新たに2人増えた7人でアリーナへ向かっていた。アリーナに向かうにつれ、どんどんと人が増えていく。みんな受験者なのだろうか。そんなことを考えながら、学園の景色をチラチラ見ながら歩いた。
そうしてたどり着いた第1アリーナの入り口では何やら券?のようなものを配っていた。僕たちもそれを受け取ると"受験票 xxxx"と番号が書いてあった。なるほど、これを試験で使うわけか。
アリーナは闘技場のような形をしており、いかにも「真ん中で戦ってくださいねー」って言う感じがした。正面には大きなモニターがあり、今はまだ何も表示されていない。
でもやっぱり思った事は、
僕「すごくおっきいなぁー」
花「大きすぎるでしょ...」
実「うわぁ、こんなでかいとは思ってなかったよ...」
僕たち兄妹は皆同じことを...
奏「お、大きいですね...」
業「うおっ!すっげぇでけぇな!」
...みんな同じことを思ったらしい。まぁその反応でも仕方ないと思う...。僕たちは早くついた方だったらしく、大体80%ぐらいは空席だったのだが、時間が経つにつれてその先はどんどん埋まっていった。
僕「ここにいる人みんな受験者なのか?だとしたらあまりにも多すぎじゃ...?」
ここに来てから何もかもが想像を超えてくるので精神的にも大変だな...。
そんなことを考えていると、中央のモニターに何やら人らしきものが写った。
モニターに映る人「ア、アー。マイクテストー。あ、あー。聞こえるかな?...聞こえるようだね」
その人は咳払いをして、
モニターに映る人「初めまして諸君。私の名前は"神爆 快"。この学園の最高位、学園長をしている者だ。これからもよろしくする人はぜひ覚えてもらいたい。では、この私が今日行う試験の内容の説明を行うので、諸君よく聞くように」
皆の声がピタッ止まり、視線はモニターに集まった。
学園長「試験の内容は"戦闘対決"。つまり、1対1で戦い、その戦闘の結果から合否を決める。安心して欲しい。この戦いにおいて勝敗は最重要ではない。重要なのは、どんな能力が使え、どれぐらいそれを戦闘にも活かせるのかである」
げげげ。なんということだろうか。よりによって戦闘...それも能力重視の...!僕の頭に浮かんだ言葉。それは..."あ...終わったな..."である。
学園長「諸君、先ほど配られた受験票の番号を見てくれ」
僕は自分の番号を見た。僕の番号は1168だった。
学園長「一番左の数、その数は1、2、3のいずれかのはずだ。1の人は第一アリーナ、2の人は第二アリーナ、3の人は第三アリーナで試験を行う。それでは、諸君移動を始めてくれ」
なるほど。流石にこの人数を1箇所で捌き切ることは無理だと思っていたが、3箇所に分けたんだな。
...いやなんで3箇所もあるんだよ...。
僕はみんなの番号を確認した。
花「私と実はここだってー。お兄ちゃんもここでしょ?」
実「一緒に頑張ろうね。あ、別に協力ができるってわけじゃなかった...」
僕「あはは。お互いに頑張ろうな」
花と実は僕と同じ第一アリーナらしい。
奏「私は第二アリーナだそうです」
業「お?そうなのか?俺も俺もー」
奏さんと業さんは僕たちとは違うらしい。
と、いうことで、僕たちは奏さんたちと別れ、第一アリーナにて試験を待った。
少し待つと、再度モニターがつき、何やらスコアボードのようなものが出てきた。
実「あれは...対戦者を決めるやつかな?」
実の言葉を聞いて確かにそんな気がしてきた。
アナウンサー「では、第一試合を始めます。」
そんなアナウンスが流れ、僕はより一層緊張する。
アナウンサー「第一試合の対戦者は、神海 洋」
そして次に呼ばれた名前は、
アナウンサー「神星 花です。両者、中央へ」
初戦を行うのは僕の妹、花だったのだった。
続く
キャラクター紹介
神爆 快 シンバク カイ
神戦総合学園の学園長




