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名探偵シャルロック=ホルムズの結

 ほんの少しだけ流れた沈黙、やがて


「あのう、探偵さん? 私、このお二方とは初対面でして」


「そそ、俺もこの二人とは面識がない」


「ああ、あたしも。さっき自己紹介されたばっかりだし」


「え?」

 先に驚いたのは後損君のほうだ。

「ホ、ホルムズ?」


「ハッハッハ」


「ど、どないしたん?」


「フッフッフ」


「おいこら、ちゅうねん!」


「ホッホッホ……すなわち、今回の事件は」


「ん? ま、まさか、また?」


「自殺か、もしくは事故死だね」


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