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苦手なもの2

 娘の手前、頑張ってサラダを食べてるママ。

 だがチーちゃんの目は誤魔化せない。


「残ってるみかんさんも食べてあげるもん」


「……やっぱり」


 白旗を上げたママ、それをまとめて口に入れた途端、猛烈な勢いで噛みまっている。




 翌日、チーちゃんの目の前にはお皿が一枚。


「チーちゃん。さ、どうぞ」


 クリームシチュー、だが明らかに具材が片寄っている?

 さすがに困ってる娘


「だって、にんじんさんしかいないもん」


 ――子供の仕返しかっ!



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