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人斬り

俺は「人斬り・宇蔵」と怖れらている侍だ。

狙った獲物は逃さない。

今夜は“越前屋の源右衛門”をやる。

裏で汚いことばかりしている悪党だ。


暗い夜道。

奴を待ち伏せする。

ゆっくりとその前に立ちはだかり、

「源右衛門、観念しろ」

と言いながら、肩から腰にかけて、バッサリ一太刀。


仰向けに倒れ、虫の息の源右衛門。

苦しそうに顔を歪ませ、とぎれとぎれに言葉を吐く。


「ひ…人……」


「ああ、俺は宇蔵だ」


「人……人……



 人違い」





 え?


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