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あこがれ3

 その日を境に、家の中ではトントンなる音がひっきりなしにしている?

 実はチーちゃん、歩く代わりに両足揃えて飛んでいる。


「そんな練習してもムリだって」


「アリエネになるんだもん」


「言い出したら聞かないなあ」

 そこで、はたとママ


「じゃあ一回、スクールまで行ってみよ!」




「ね? 誰もあんなものはいてないし、足だってバタバタやってるでしょ」


 だが彼女、一人を指差し


「あの子だったら、はけるもん!」


――只今バサロの真っ最中



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