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 ここは浜辺。餌を追い求めすぎた潮招シオマネキクン、気づいてみると


「え? 満潮?」


 足元まで波が押し寄せている。


「参ったなあ」


――自分の巣穴が見当たらない。


 横歩きで、波の中を探し回り


「確かこの辺……あった!」

 だが、これが入らない。すると脇から


「おい! 家宅侵入すな!」


「マ、マテ貝さん! ごめんなさい!」


 次の巣穴には、先住者が


「いやん! 誤解ですわ!」


「か、カンニンして、ゴカイ嬢」



――蟹は甲羅に似せて穴を掘るものと決まっている



※諺でおます、一応。

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