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雪の朝

 外に出てみて驚いた。

 折からの寒波で、20センチもあろうかという積雪なのだ。

 南国生まれの私は、雪が降るだけでもまごつくというのに、この模様はもはや怯えに近い。


 雪があまり好きではない。

 勿論、歩きにくい、転びやすい、なる物理的な面もさることながら、それらに限らない。


 色、その色なのだ。

 純白を保ってくれるのならば、文句も垂れないし、逆に歓迎する。

 だが実際は、人様の心同様、後には見るのも嫌になる色になるから。



※やっぱ、こんなん性に合わんなw

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