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続々AKIKO

「へえ、バツサンなんだ」 

 

 少なからず驚いた……さすがに飽き子さんだけのことはある。


「でも世間には、掃いて捨てるくらいいますよね?」


 そこまでおるかい!

とは思いつつも、そこは大人なので


「案外、多いかもしれないなあ」


「でしょでしょ? それを天然記念物呼ばわりに……」


「で、子供さんは?」


「それがいないんです。どうやらできにくい体質みたいで」


「そうか……もしいたら、バツサンどころかバツイチにもなってないかもな」



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