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被告人
検察官による起訴状朗読の終盤
「……よって、○○条の殺人刑に基づいて起訴します」
ここで裁判官が被告人に
「貴方には黙秘権というものがあります」
こう一言告げたあと
「検察官の言った事に間違いはありませんか?」
「別に、正男を殺そうなどとは思っていませんでした」
これに思わず目を見張る弁護人。そこに検察官も捲し立て
「正男とは、一月前より行方不明になってる友人の香山正男さんのことですか!」
「……こりゃまた、つい」
検察官による起訴状朗読の終盤
「……よって、○○条の殺人刑に基づいて起訴します」
ここで裁判官が被告人に
「貴方には黙秘権というものがあります」
こう一言告げたあと
「検察官の言った事に間違いはありませんか?」
「別に、正男を殺そうなどとは思っていませんでした」
これに思わず目を見張る弁護人。そこに検察官も捲し立て
「正男とは、一月前より行方不明になってる友人の香山正男さんのことですか!」
「……こりゃまた、つい」
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