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続・シンデレラ新説おまけ
「ふわあ」
テラスにて日向ぼっこと決め込んでる魔女。
と、そこにやってきたシンデレラ
「何してるの?」
「幸福の湯船にどっぷりと浸かってるんじゃ」
「じゃ、私もご一緒させてもらおっと!」
魔女が、隣に座った彼女を見て
「今更ながら、ほんにデカイ足じゃこて。靴を小さくしたのは、我ながら天晴れじゃったわ」
「うんうん。私の靴なんて、誰にも履けちゃうもん」
そんなシンデレラ、右足を空に向けて伸ばし
「何せ十六文だし、ネ!」
※あら? 頭の中に大きな蝿がぶんぶんと?