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続・シンデレラ新説38
「持ち主とは、その方なのか?」
「いえいえ、わしは付き添いのババアですじゃ」
「コホン、これは失礼」
こんな頼りない王子ですが、すぐにその隣へと目をやり
「では、その方なのか?」
これに、シンデレラがポツリと
「本当に気づかないんだ」
「ん?」
「あ、いえ、何でもありません……で、そのガラスの靴は間違いなく、この私が舞踏会でなくした物に相違ございません」
「そうか。そこまで申すなら、早速この靴を履いてみてごらん?」
「持ち主とは、その方なのか?」
「いえいえ、わしは付き添いのババアですじゃ」
「コホン、これは失礼」
こんな頼りない王子ですが、すぐにその隣へと目をやり
「では、その方なのか?」
これに、シンデレラがポツリと
「本当に気づかないんだ」
「ん?」
「あ、いえ、何でもありません……で、そのガラスの靴は間違いなく、この私が舞踏会でなくした物に相違ございません」
「そうか。そこまで申すなら、早速この靴を履いてみてごらん?」
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