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続・シンデレラ新説37

 一方こちらでは


「一体、どこに消えてしまったんだろう?」

 城内にて、ガラスの靴を手にしている王子です。


「こんな特徴ある足の持ち主が見つからないとは……やはりあの娘は、幻だったのだろうか?」


と、そこに門番が駆け込んできました。


「お、王子! ガ、ガラスの靴の持ち主が現れました!」


「え? あ、現れわれたって? ど、どこに?」


「こ、この城までやってきました!」


「な、何だって? じゃ、じゃあ、早速ここまで連れてきて!」



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