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続・シンデレラ新説26

 それ以降、すっかり手出ししなくなった、ビビりまくりの義姉さんたちです。

 

「さて、次は二階のお掃除ね!」


 額の汗を拭き拭き、階段を上ろうとするシンデレラに


「うちがやるさかい、そのソファーで転がっとき」


「そんなあ、ドクゼツ姉さん。私がやりますから」


「うちがやるって」


 もはや名前すら訂正してきません。


 すっかりやることもなくなり、自室で時間をもて余しているシンデレラ――と、そこに窓を叩く音が


「あ、おばちゃん!」



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