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続・浦島太郎新説36
「確か言われてましたよね? 平目さんが浮いてたって」
「そ、そやけど、そのあと普通に舞い踊ってたさかい」
何やら蚊でも鳴いてるような声です。
「私、そこから疑ってみました……本当に平目さんは、死んでたんじゃないかなって。そして太郎さんが立ち去った後に、その亡骸をどこやらへと始末し、本人に成りすましたんじゃないのか、とも」
実際、厄介事に首を突っ込むのをよしとしなかった太郎。今、まさに針の上のむしろ状態です。
「確か言われてましたよね? 平目さんが浮いてたって」
「そ、そやけど、そのあと普通に舞い踊ってたさかい」
何やら蚊でも鳴いてるような声です。
「私、そこから疑ってみました……本当に平目さんは、死んでたんじゃないかなって。そして太郎さんが立ち去った後に、その亡骸をどこやらへと始末し、本人に成りすましたんじゃないのか、とも」
実際、厄介事に首を突っ込むのをよしとしなかった太郎。今、まさに針の上のむしろ状態です。
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