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続・浦島太郎新説31

 突然降りかかってきた火の粉に、平目さんも


「そんな体型云々よりも、そのお隣の鮟鱇あんこうさんなんて凶暴そうな顔してますよね?」


「な、何です! きょ、凶暴そうな顔って!」


「まあまあ、皆さん。少しは落ち着かれたら?」


と、ここで仲裁に入ってきた蛸さんにまで、今度は飛魚さんが


「案外、貴女じゃない? ほら、よく言うでしょ? 構成員めんばー同士って、実際は仲が悪いって」


「よ、よくも……そっちこそ、現場から飛びはねて逃げたんでしょ?」



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