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続・浦島太郎新説20
やがて全身集合と見るや、乙姫様が
「それでは順番に……めちゃ脂の乗った鰤さん。いつも膨れっ面の河豚さん。ちょっぴり羨ましい鱚さん。いつも彷徨ってる夢遊病者のような竹麦魚さん。常にぶっ飛んてる飛魚さん。休んでるとこなど見たことない太刀魚さん。片思いしかできない鮑ちゃん。まだ若いのに腰の曲がった海老さん。城の縁の下の力持ちの蟹さん……以上になります」
「おおきに。そこまでの詳しき説明は要らへんかったけど」
やがて全身集合と見るや、乙姫様が
「それでは順番に……めちゃ脂の乗った鰤さん。いつも膨れっ面の河豚さん。ちょっぴり羨ましい鱚さん。いつも彷徨ってる夢遊病者のような竹麦魚さん。常にぶっ飛んてる飛魚さん。休んでるとこなど見たことない太刀魚さん。片思いしかできない鮑ちゃん。まだ若いのに腰の曲がった海老さん。城の縁の下の力持ちの蟹さん……以上になります」
「おおきに。そこまでの詳しき説明は要らへんかったけど」
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