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続・浦島太郎新説19

 これに、またもや食ってかかってきたのが


「異議あり! 貴方ね。鱸ですって何度言わせる気なんです!」


「皆はんに、はよ慣れてもらおう思ってな……ほな、乙姫はんな? 残りの九匹の方々を、順番に紹介してもらえまへんやろか?」


「もちろん、かまいませんことよ」

 そんな相手が、周りを見回しながら


「では残りの皆さん、この私の元へといらしてください!」


 これを聞いた九匹の面々、いかにも面倒臭そうにゾロゾロと集まってきました。



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