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続・浦島太郎新説17
「ほな一旦、ここは逃げるのを諦めてな」
ここで太郎が、乙姫様の方へと向き直しました。
「ここの住人っちゅうか、住魚って、どんだけおりますんやろ?」
「この私も含め、ちょうど二十匹になります」
「さいでっか。ほな……そこの石鯛はん?」
「何でしょう?」
「この鯛はんな、自殺したとかっちゅうんは?」
これに相手が首を横へと振り
「それはないです。何しろ、背後から石か何かで頭ゴーンされてますので」
「石鯛の医師が石って」
「ほな一旦、ここは逃げるのを諦めてな」
ここで太郎が、乙姫様の方へと向き直しました。
「ここの住人っちゅうか、住魚って、どんだけおりますんやろ?」
「この私も含め、ちょうど二十匹になります」
「さいでっか。ほな……そこの石鯛はん?」
「何でしょう?」
「この鯛はんな、自殺したとかっちゅうんは?」
これに相手が首を横へと振り
「それはないです。何しろ、背後から石か何かで頭ゴーンされてますので」
「石鯛の医師が石って」
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