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続・桃太郎新説33

 残りの宝を手にして、よたよたと帰路についてるのは、満身創痍の桃太郎。

 とっくの昔に、お伴の三匹はどこへやら。


 やがて、おばあさんに捕らえられた因縁の川辺へとたどり着きました。


「思えば、あれが悪夢の始まりだった……」


 そして川にて喉を潤した後、再び村を目指しました。


 ようやく村まで戻ってきた桃太郎。

 そこに見えるのが、『祝! 鬼退治』の横断幕です。

 しかしこれを見て気も緩んだのか、その場にぶっ倒れてしまいました。



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