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続・桃太郎新説32
「ホンマ、したたかなやっちゃなあ!」
今なお、海に目をやったままの猿ですが
「おっとそんなことより、この英雄はん、どないしょ?」
無論、地べたで気を失ったままの桃太郎のことです。
そこに犬が頭を掻きながら
「また何やらドジを踏みそうなんで、鮫のお迎えが来るまでこのままにしといてやろうか」
これに雉も頷きました。
「それがよか」
と、こんな三匹のお伴ですが、活躍に相応した褒美として、ちゃっかり宝を頂戴していました。
「ホンマ、したたかなやっちゃなあ!」
今なお、海に目をやったままの猿ですが
「おっとそんなことより、この英雄はん、どないしょ?」
無論、地べたで気を失ったままの桃太郎のことです。
そこに犬が頭を掻きながら
「また何やらドジを踏みそうなんで、鮫のお迎えが来るまでこのままにしといてやろうか」
これに雉も頷きました。
「それがよか」
と、こんな三匹のお伴ですが、活躍に相応した褒美として、ちゃっかり宝を頂戴していました。
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