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続・桃太郎新説27
「とにかく自分がこの鬼の親分を成敗せんとな、伝説として語り継がれんくなるやろが!」
こう捲し立てる猿に続けて、雉も頷いて
「その通りたい。歴史が変わったら大事たい!」
仲間にやいのやいの言われた桃太郎でしたが、やがて意も決したようで
「わ、わかった」
と、刀を抜こうとしたところ、雉より
「ここって十六禁じゃなかけんくさ、殺生は避けないかんばい」
そう言いながら、辺りを見回し
「そこに転がってる金棒ば使いんしゃい」
「とにかく自分がこの鬼の親分を成敗せんとな、伝説として語り継がれんくなるやろが!」
こう捲し立てる猿に続けて、雉も頷いて
「その通りたい。歴史が変わったら大事たい!」
仲間にやいのやいの言われた桃太郎でしたが、やがて意も決したようで
「わ、わかった」
と、刀を抜こうとしたところ、雉より
「ここって十六禁じゃなかけんくさ、殺生は避けないかんばい」
そう言いながら、辺りを見回し
「そこに転がってる金棒ば使いんしゃい」
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