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白雪姫新説5
はてして翌日、何も知らずにやってきた王妃。
それに目を止めたのが、周りと同化している見張り役の緑小人
「今回はリンゴ売りか」
そして口に手を当てている。
「合図の口笛だ!」
小屋内の赤小人
「じゃあ、4人は外へ」
「おう、早速出かけてくれるんや」
顔は綻んでいるも、その目は血走っている。
「ほな、出向きまひょか」
「トントン……入りまっせ」
中へと入った王妃。その目の前には、胡座をかいてる姫
「訪問販売は、お断りやねん」
※あ、ちょうど100作目だ! 記念すべき回が、こんな代物でいいのか?