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分からないシリーズ

彼は私が分からない

作者: 水鳥聖子

私は良く寝る。彼との待ち合わせ場所で、基本私の方が早く着くから電柱に寄りかかって寝ている。


別に遅くくれば良いと言えばそれまでだけど、大好きな彼に少しでも早く会いたいから、そして私の王子様に目が覚めた時に一番に会いたいから寝ている。


逆に彼は朝が弱いから、私より早くに登校すると口では言っても必ず遅くに来る。


私は通学中もフラフラしている。授業中も寝ている。でも授業はちゃんと聞いている。だから、当てられて黒板を見れば大体答えが分かる。


教科書の問いに関しては教科書かノートに答えを書いているから、瞬時に当てられても問題は無い。


暗記科目はそもそも暗記してるから、別にその場で式を組み立てる必要も無い。予習復習は大事。


お昼時間、お弁当を食べながら、気付けば彼の肩に寄りかかって寝ている。起こさないようにぎこちなく私の様子を伺ったり、たまに一緒に寝ちゃってるところなんか可愛い。


放課後、今までの授業全部寝ているけれども、完全に睡眠を取っている訳じゃ無いから未だに机に突っ伏して寝ている。


学校が終わり、彼の家に連れていってもらって一緒に居るし、彼の気分が高まってそのままやっちゃうこともあるけど、そんな行為の最中でも普通に寝ている。


おかげでいつも睡姦になってしまうと彼がぼやいていた。何かに目覚めさせようとしてる? なんて聞かれたけど、寝て居れば意識が飛んでもバレない。


……いや、本当に寝ちゃってる場合もあるけど。


その時はとりあえず「気持ちよくって寝ちゃってた」と言っておけば「ひなたぼっこかよ」なんて冗談を言いながら、それでも決して怒らず私が一番に求めている答えをくれる。


本当に彼のことが好きなのか疑問に思われる事もあったけど、毎日一緒にお弁当を食べる為に朝早くに起きては「今日のお弁当」という料理本と睨めっこ。


別に料理は得意じゃないけど、ただ簡単なものでも手作り弁当にはなるのでしっかり彼女が出来るし、しっかり好意があることを証明も出来る。


男の胃袋を掴む所から、と言うのは昔からある言葉だ。偉大なる先人よ、ありがとう。


ちなみにテストの成績は寝ているのになぜか常に上位をキープしている。それが本当に謎だと言われた。


だから、今度は勉強会を開いてあげようと思う。まぁ、勉強会と言っても結局寝ちゃうから、彼の自習になっちゃうだろうけど。


そこはご愛嬌ということで許して欲しい。


彼の横で寝るのが、何処で寝るよりも気持ちが良い。俺は枕か抱き枕なのだろうか。と言われたから、取り敢えず「私の大好きな彼氏だよ。」と言っておいた。


顔を真っ赤にしていた。チョロ可愛い。


付き合って、彼女になってから早くも3カ月。


多分起きている時間で言えば、1週間満たって居るか分からない。声も寝言を言っていることの方が多い気がする。


「もっと甘えて欲しい」


そんなことを言われたから、取り敢えず頭を撫でた。少し不服そうだけど、素直に撫でられてくれた。


違う、俺が甘えたいんじゃないくて、お前に甘えられたいんだけど……。そう言われたからお返しに私の頭も撫で撫でさせた。気持ち良くて、結局寝てしまった。


そんな彼から「そんな無防備だったら、俺がお前を襲ったらどうするんだ?」と言われた。


「………? いや、他の男の人ならともかく、彼氏が彼女とやりたいの普通じゃない?」


普通の疑問だけれども、彼は顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまう。


と言うか、結果的に私はいつも寝ている間襲われているのだけど、文面冒頭の部分を彼は忘れているのではなかろうか。


それに加えて「もう少し起きてくれないなら、別れちゃうかも?」とまで言って来た。だから、私は意地悪い笑みを浮かべて「それはない。私は貴方が好きすぎだし、貴方も私が好きすぎるから」と返した。


彼は顔を真っ赤にして顔を背けてしまう。彼は赤面癖でもあるのだろうか。




そんなこんなで、だからこそ私と彼の想い出日記はコピペで何も記載が出来ない。


ねむるって名前、可愛いけど、そんなに名は体を表さなくても良いんじゃないのか?」

「寝る子は育つって言うし、実際育ってるじゃん?」

「寝る子は育つ……」

「んふふ、えっちだなー」


視線が私の胸元に行くことに、直ぐに指摘する。名前を褒められたことに関しては素直に嬉しいけれども、視線で減点。寧ろマイナスである。


私の身長は160cm超え、胸囲は一般女子生徒よりもあると自負している。


ブレザーというそこそこ厚みのある服の上からでも分かるその主張、何度か触られたこともあるがよく育ってくれていると両手で拝むのをやめてほしい。




基本的に私は寛大だ。私が怒っているところを見せたことが無い。


勿論、安眠を妨害されて拗ねている所は何度も見せているが。でも、別に本当に寝ている訳じゃ無いから、多少妨害されても問題は無い。


「眠って、どう言う時に怒るの?」

「怒らせたいのかなー?」

「そうじゃないけど、あんまり怒っているところ、見た事無いなと思って」

「まー、怒るの疲れるし、私を怒らせる人も居ないしね~。基本的に寝てるし」


唐突に変な事を言う。確かに私を怒らせるのは起きているのが前提条件になる中で難しいかも知れない。


合わせて恥ずかしがる姿も見せた事が無い。と言うか、表情は今の表情と寝顔以外は見せた事が無いかも知れない。


基本的に感情が無い訳じゃ無いけど感情も表情も起伏が乏しい自覚はある。


「デート中も基本的に寝てるしなー」

「君が寝かせてくれるからね~」

「………」


そんな時、彼は面白い事を思い付いたらしく、一先ず別れた。あ、帰り道を別れたって意味で、彼氏彼女として別れたわけじゃない。


それにしても、表情が分かり易い。




いつもの帰り道、彼は買い物があると言って眠と別れようとする。けれども、実際に「そっかー」とか言って帰ろうとすると、「あ、あー、今日は荷物が多くて帰りが大変そうだな~」とか分かり易いことを言うから、私も案の定、眠気眼をこすりながら一緒に付いて行く。


そんな私と夕飯用の買い物をしていると。


「偶然だね! お買い物? 私もー!!」


と別の学校の制服を纏った女子にばったり出会い、彼の左側から猛烈スキンシップを行って来る。


なるほど、彼が考えて居た作戦はこれか。私に嫉妬で怒らせたいわけだ。となると勿論彼女ではないし、元彼女もとかのでもないだろう。もしも元彼女だったらこんなに彼は落ち着かない。


次に友達の線も考えて見るけど、ただの友達が、あんなに自ら胸を腕に押し当てたり、腕を組んで一緒に商品を見たり、傍から見ればどっちが彼女か分からない行為は取らないだろう。


元彼女もとかのでもない、友達でもない、けれども彼女を嫉妬させる役が出来る女の子……。


なるほどね~。


「仲良さそうだね~」

「え? あぁ、まぁな」

「仲とっても良いですよ! ね~!!」

「ふ~ん?」

「あ、もしかして彼女さんでした!? 私空気読めなくて、ごめんなさ~い!」

「いや~、仲が良くて良いと思うよ~?」


お、これは嫉妬しているのか? って顔が表情として出てる。しかも、女の子もウキウキした感じで、事情が分からなければ煽ってるように見える。


けど、事情が分かればなるほど二人は仕草がそっくりだった。


けれども彼の場合は徐々に冷や汗が流れ始めてる。私の表情や全身に視線を向けて、それから視線が空を向く。


あぁ、私があまり表に感情出して無いから混乱してるのか。


「眠、勘違いしてるかもだけどな?」

「え~? もうネタバラシ~? 別に、怒ってないけど」

「それはそれでどうなの? 嫉妬しないの? え、眠って俺の彼女だよね?」

「ここで怒ったら、これから私の義妹さんになるのに失礼でしょ~」

「え、義妹って、気付いてたの?」

「はい、逆ドッキリ~。彼女が側に居るのに問答無用で来るから、狙ってる人かなとも一瞬思ったけど、そこまでのスキンシップして付き合ってないの逆に不自然だし~、それに名前も呼んでなかったしね~」

「相変わらず洞察力凄いな……。いや、もしかしたら俺中学でモテモテだったかもしれないじゃん」

「中学でモテモテなのに、私を選んでくれたんなら~、それはもう正妻の余裕だよね~」


まぁ、彼を狙ってる人が居るならもっと私が学校で彼と関わっていない頃から関わってるだろうし、中学の頃モテモテだったら今言った様に名前も呼んでないのは疑問だし。


私の事が彼は何一つ分からないようだけど、私は彼のことが何一つ分かっているみたいだ。




高校2年の春。教室の入れ替えがあって、隣の席が彼だった。


それが私の常なのだが、初めて私が隣の席で眠っている姿を見て、彼は私にブランケットを掛けてくれた。


あとは、翌日には電池式の加湿器。家で余っているものを持って来ただけらしいが、なんだか私のことが気になって仕方が無かったらしい。


その時は普通にお礼をしたし、普通の会話しかしないけど、それでも妙に私の事が気になって世話を焼いてしまっていたらしい。


お昼の時にも寝ていることが多かったから、寝起きでも食べれる様にサンドイッチを置いてくれたし、勉強に関しては私の方が上だから力に成れなかったみたいだけど、そんな日々がゴールデンウィークまで続いた。


「いやー、君って私のこと、よく面倒見てくれるよね~。どうして?」

「理由なんか無ぇよ。ただ、気になって」

「気になる?」

「……それに、いつも寝顔見せてくれるからお礼だな」

「そう?」

「でも、そう言う無防備な姿はあんまり他の人に見せて欲しく無いかな……」

「実際無防備だし、寝てる間は気を付けれないからね~」


明日からゴールデンウィーク、しばらくはこの日々とはお別れだ。


それが少し寂しくもある。そんなことを考えてから、私はポケットからスマホを取り出す。


スマホを出して彼に視線を向けても彼は首を傾げるだけで、全然気付かない。


「連絡先交換しない? それで、明日、お礼も兼ねて一緒に遊びに行けたらな~なんて」

「お、おう……」


彼の名前がスマホに登録されて、私はこの時初めて彼の下の名前を知った。




そして迎えたゴールデンウィークの初日。


残念ながらその日は大雨だった。流石にこれでは遊びに行けそうにない。


行けないならば来れば良い、と言う事で私はスマホをタップする。


『おはよ~。今日雨凄いから、きっと遊びに行けないしキャンセルだろう、二度寝をしようかなとか思ったでしょ?』

『エスパーかよ』

『私も五度寝しようかと思ったから一緒だね』

『一体何時から寝てるんだよ!?』

『もしよければ、私の家に来ない? 今日家に誰も居ないから、どうせお昼寝するなら一緒にお昼寝しようよ』


ちょっと恥ずかしい文章だったかな~と思いつつも、送ってしまったものは仕方が無い。


クローゼットを開けて、彼がどんな服装を着たら喜んでくれるか想像する。


……うん、全然想像付かないから男の子が好きそうな清楚系のワンピースにする。


インターフォンが鳴り、出迎えた私の私服姿に彼は目を奪われていた。どうやら私の予想は合っていたらしい。


青を基調としたワンピースに薄いカーディガン。髪型はいつもと変わらない手入れされていないウェーブ掛かった髪型だけれども。


「お、お邪魔します……」

「どうぞ~」


私の部屋に通された彼は、多分部屋をマジマジと見渡してしまうだろう。特にみられて困るものは無いけれど。


私の部屋の中とか何一つ想像付いて居ないだろう。けれども部屋は綺麗に片付いていて、本棚には難しい本がいっぱい入っていることには驚いているかも知れない。


学校指定の制服は壁に掛かっており、それ以外は特に目立って何かがあるわけではない。


「お待たせ~。麦茶で良い?」

「ありがとう、周防さん。それにしても、難しい本がいっぱいあるね」

「よく眠れるよ~」


そんな風に茶化してみるが、実際この本は私の本だけではない。


想像の斜め上の返答が返って来たことに彼は笑っていた。


「周防さん、いつも私服はそんな感じなの?」

「ううん、お休みの日はいつもパジャマだよ」

「周防さんらしいな。でも、今日は流石にパジャマじゃないんだ」

「んふふ~。見たかった? 残念、それはまだ早いよ」

「まだ? じゃぁ、いつか見せてくれるのかな?」

「そんな日が来れば良いね~」


上手くはぐらかした気がするけど、流石に今のは冷や冷やというかドキドキした。


それでも、この時私服姿じゃなくてパジャマでも良かったのかなと思う。


それから私は静かに目を閉じて、そのまま壁に凭れ掛かって眠ってしまう。


そうして彼も徐々に眠くなって来たのか、手持無沙汰でやることが無かったのか、徐々に小さな寝息が上がる。


ゆっくりと目を開けた私は、彼の隣で横になり、そのままスマホで写真を撮る。


可愛い彼の寝顔ゲット、直ぐにその写真を待ち受けにする。


あ、これ彼にも送ってあげよう。きっとびっくりするだろう。




「………ん?」


気付けば午後3時。どうやら結構眠っていたらしい。


私はそのまま横になっており、腕を枕にして眠っていた。


彼は布団からブランケットを取り出して、そっと私に掛ける。


さてこれからどうしたものかとスマホに手を伸ばす彼を薄目を開けてこっそり盗み見る。


「なっ、は!?」

「んふふ~、良く寝てたよ~」

「これ、勘違いされるし、しちゃうだろ!?」


私が実はその時と今起きていたことには触れずに、頭が混乱してそんなことを口走る。


勘違いしちゃう、ということは脈ありだろう。


「私は最初から『どうせお昼寝するなら一緒にお昼寝しよう』って言ってたけど?」

「そうだけど、そうだけど!!」

「これからも、私と一緒に寝てくれる~?」


今にして思えば、これはある意味でプロポーズだったのかもしれない。


私からの告白。全く照れてないし、全く雰囲気も無かったけど、いつの間にかひなたぼっこやお昼寝という名のデートを繰り返していた。




「なぁ、お前って周防さんと付き合ってるの?」


そんな質問を伏せて寝ている私の横でしていたのは、彼の友達。ゴールデンウィーク明けから1ヶ月のこと。


よく私にべったりだったから、友達からそんなことを言われていた。


けれども、確かによく私の家や近くの大きな公園で一緒に寝て居るけれども、付き合っているかと言われればNoである。


私は彼から返事をもらっていないから。誰がどう見ても付き合ってるだろうとツッコミを入れるが、いつの間にか友達になってる感覚でいつの間にか付き合ってたら少子化問題はもっと解決してるはずだ。


勿論、あの時のをお互いに告白とかプロポーズだと微塵も思わない、額面通りの言葉で受け取っていたから未だにただの友達だと思っている。


「彼女ではないな。告白してないし、されてないし」

「でも、お前等いつも一緒に居るよな」

「これをいつも一緒に居ると言うなら、お前も一緒に居るだろう」


おっと、危ない。彼の視線が昼休みにお昼寝をしている私の寝顔に移る。


「同じ場所にお前も座ってるんだから、これを一緒に居ると換算するなら多分俺とコイツの一緒に居る回数は同じタイだろ。」




そんな昼休みの会話を、フラフラしながら話を聞いている私に言ってくる。


すると、半眼眼はんがんまなこを向けながら、視線を今度は上に向ける。


それから再び視線を彼の方に向けると、途中で立ち止まる。


なるほど、けれどもこの期に及んで私に告白して来ないのか……。


いや、告白は男から、なんてルールは別にない。意気地とか、しきたりとか、そんなのはどうでも良い。


私は彼に向き直ると意を決し、けれども真面目な雰囲気にならないように「今日の夕食は何?」くらいの感覚、勢いで「じゃぁゴールデンウイークから付き合ってることにする?」と言う。


さすがに「何言ってるのコイツ?」みたいな顔を返されたのは心外なんだが……。




「いやー、思い返せば家に招いて毎週お昼寝に付き合ってもらってるのって、それってもうデートだなーと思って」

「まぁ確かにそうかも知れないけど」

「だから、良いんじゃない?」

「いやいやいや! え、彼氏彼女ってそんな簡単な感じで作っちゃって良い物なの!?」

「シチュエーション拘る派? じゃー……私、いつも貴方のことを想うとドキドキして眠れないの……。貴方が私以外にも優しいのは知ってるけれども、その優しさを私以外に向けて欲しくない……。私、我儘なの、だから、こんな私でも良ければ、付き合って下さい!!」

「凄い演技派だな!? ドキドキして眠れないって寧ろ眠ってばかりだし、なんか嫉妬している風に聞こえるけど寧ろ「他の人にもう少し優しくして上げたら?」って前言ってたよね!?」


結構自信作だったんだけど、お気に召さなかったかー。


いや、うん、言ってて私もこの告白にはツッコミを入れたくなるわ。


「だから、周防さん。いや、眠。本当の告白って言うのを、俺が見せてやるよ」


そう言って彼が行った告白も見事に穴だらけで、ツッコミまくった。


けれども結局、そんなお笑いのショートコントのようなやり取りにはなってしまったけれども、ここで私達は付き合うことになった。


いつから付き合ってるの? という質問はゴールデンウイークからということになり、それを友達に言えばメッチャ質問攻めにあう事になると分かっていたから隠す事にするらしい。


と言いながら、結局傍から見ていてバレバレだから、うっかり「付き合ってる」と言っても「だろうな」しか返って来ないんだろうけど。


まだ付き合って3カ月。これから彼は私のことをどれだけ分かる様になるのだろうか。


誰よりも貴方には私のことを知って欲しい。どれだけ私が貴方のことを好きなのかも。


今の彼はまだ、私が分からない。これから、そう、これから知って貰えれば良い。

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