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死という概念
【俺はこの世界の主人公だ。】と思っていたのはいつから失われたんだろう。小学?中学?高校の時か??そんな事を考えながら大人になっていくのだろうか。。。。。。
と大学に向かう。同じ光景同じ毎日、電車
に揺られながら僕は椅子に座り縮こまっていた。
車掌:次の駅で、大量殺人が、起きて、いるみたいです。確認のため急停車いたします。ご注意ください。
「は?怖え~何があったんだろう。こんなことに巻き込まれることがあるなんて少しワクワクするな」恐怖と共に好奇心が湧いてくる。
「おいおい何してんだよこっちは大事な会議があるってんのによ~」
「人が死んだってまじ~私たちも殺されたりして」
一瞬の沈黙の後にだんだん周りが騒ぎ出した。
と。僕の真ん前の人の頭が吹き飛んだ。頭が真っ白になった。え。人が死んだ。僕も死んだ。だってなんか首が熱いし頭がツーンするし
痛い
怖い
助けて。。。。。。
「おはよう!!」
「母さん?。。。」
「違うよ!私、そんなに老けて見える?そんなことはさておき。。。君、死んだんだよ。」