『空中雑歩の、飛行衝動』・・・『詩の群れ』から

『空中雑歩の、飛行衝動』・・・『詩の群れ』から

㈠

何が一体自然で、何が一体不自然などという、問題の命題は不必要かもしれないな。

え？

㈡

つまりさ、訳の分からない立法についても、やはり多くの人々の思いが込められていて。

そしてそれは、寧ろ、自分の不勉強のせいからくる、訳の分からない現象なんだろう、だろうだ。

㈢

それならいっそ、空を飛んでみようよ、という言葉の現出によって、夢の中でも空中雑歩可能だろう。

そうか、それなら、我々は不可能を可能にし、偉大を盛大に武者震いだろうな、起点の問題だよ。

㈣

俺たちは、まだ単体で空を飛んではいない、飛行衝動は、未来からの、タケコプターの到来の順番待ちなんだな。

そうだよ、あの代物に捉われて、俺もお前も、空飛ぶ夢を、見させられているんだろ、だろうだ。