表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忘却図書館で待っています  作者: 縁煉水鈴
4/13

幕間 僕の名前は…

更新が遅くなり申し訳ない限りです。言い訳にはなってしまいますが、クリスマスと年末年始リアルが多忙になり、友人とも確認が取れず、私も多忙によるストレスで持病の神経系の病気の再悪化となりました。主治医と相談し、現在休養を言い渡されている状況です。皆様も、ご自身の心と体をどうか大切にしてください。

 僕は本から生まれた。忘却図書館の本の中から。忘却図書館の本は、人の思いの塊だ。何冊もの本の思いの塊が、僕と言う集合体を産み出した。


 僕は9代目様から名を頂く。


 この世界では、名を持たない者が多い。それはただの雑魚には必要の無いものだからだ。名を与えられる事は貴重な事。名を与える危険性、それは名を与えた者の力を半分使えるようになる、その者との絶対的な主従関係が結ばれる。裏切る事も、死ぬ事も、主人の命がない限り許されない。


健一


 それが僕に与えられた9代目様からの名前。ご本人様にはこの世界のルールを詳しく知らなかった事とはいえ、安易にする事ではなかった。今では気に入っているが、これが9代目様の立場を危うくしてしまう存在である事には変わり無い。


 僕の名前の秘密は、9代目様と、キョーヤ、9代目様の上司のみが知っている。


 そしてもう1つ秘密がある。名付けられた者は名付け親に恋をする。キョーヤから教わった。この秘密は絶対に知られてはいけない。何故ならこの思いは気付かれてはいけないからだ。


 気付かれれば最後。僕はーーーーーーーーーーから。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ